パート

60代パートを辞めたい!辞められない、自分の無力さに気付く




15年間、スーパーのパートを続けてきて、今回ほど辞めたいと思ったことはないです。

60代パート、辞めたくても辞めれない

この酷暑で、体力の限界を感じました。
通勤だけでもドッと疲れてしまう日もあったし。

足の脛の痛みも、時々ぶり返してきます。
これは、たぶん61歳の身体が悲鳴をあげているのだと思います。
よくなることはたぶんなく、共存して生きていくしかないかと。

そして大きなミスをしました。
自分の老化を認めざるを得ませんでした。
動作も30代40代の人たちと同じようにはできません。
悲しいけれど、それが事実です。

自分の無力さに気付く

今回ほど、辞めたいと思ったことはなく、今回は本当に退職を考えました。
50代意地悪パートさんが、明日復帰します。
顔を見たくない、そして思い出しても心臓がドキドキするくらいの暴言を、なかなか忘れることができません。
何を言われても、傷つかない、強い精神力がほしいです。

たくさんの方から、アドバイスや応援のメールをいただきました。
ありがとうございます。
60代はまだまだこれから、今が転職のチャンスでは?というアドバイスもありました。

実際に求人サイトをのぞいてみました。
シニア・60代・求人で検索をしてみたのですが、思ってた以上にたくさんありました。

自分にできることは何だろう?と思った時、これだ!と思うものがなかなかみつかりませんでした。

最初に目についたのが、妹と同じ訪問介護の仕事です。
これから高齢化がますます進む時代になって、訪問介護の仕事の需要はたくさんあるのでは?と思ったのです。

妹に聞いてみたら、まずは資格をとらなくてはならないらしい。
現場で働きつつ、資格をとらせてくれるところもあるようですが。

訪問先への移動は、自転車で、この酷暑の中、かなり大変のようです。
そしてふと、25年前のことを思い出しました。

私は25年前に、義父の介護を経験しました。
オムツを取り換えたり、身体をふいてあげたり、着替えを手伝ったり。
正直言って、ものすごく嫌でした。
身体を起こしてあげて、一緒に倒れたこともありました。

嫌でもやっていたのは、モラハラ夫の命令だったからです。
あ、介護を仕事にするって、私にはとても無理だ~とあっけなくあきらめました。

次に見たのが、コールセンターの仕事です。
これは若い時に、ゴルフ場の会員権の営業をやったことがありました。
三日で辞めました。
座ってできる仕事だけど、精神的にとてもきつかったのを思い出しました。

そして多かったのが、マンションの管理人。
興味があったけれど、新しい世界に飛び込む気力がもう残っていません。

最後に探していたのが、スーパー勤務。
15年も働いた同じ業界は、やはり安心だからです。
スーパー勤務は、仕事はすぐにできるかもしれないけれど、新たに人間関係を築いていかなくてなりません。

もっと嫌な人がいるかもしれない?

求人情報を見て、感じたのは自分の無力さです。

そして出た結論は、ブーブー不満ばかり言って働くのではなく、与えられた環境に感謝して、これからも今の職場で働いていこうと決めました。

応援してくれる同僚もたくさんいます。
自分も足が痛いだろうに、レジを変わってくれようとする仲間がいます。
ありがたいです。

嫌な人がいない職場なんてなくて、お金をもらって働くって、やはり甘くはないということなんですね・・・

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