おひとり様の老後

置かれた場所で咲きなさい、私はイジメにあっても雑草のように生きる




コロナに感染した50代意地悪パートさんが、復帰しました。
会うのがいやで、顔も見たくなかったけれど、これからも毎日会うわけで、逃げるわけにはいきません。

乗り越えなければ・・・との思いが強くなり、朝いちで、こちらからおはようございますと声をかけました。
おはようございますと、小さい声がかえってきました。

お互いに目もあわさずにです、これが大人の対応?これからも挨拶だけはしていくつもりでいます。

置かれた場所で咲きなさい。

何年か前に、ベストセラーになった本で、渡辺和子さんというシスターの方が著者でした。

置かれた場所に、すごい不服があった時に、読みました。
精神を病んでいく夫との荒れた生活の中で、少しでも希望を見出したいと、この本を買いました。

どんな場所に置かれても、そこがあなたの居場所なんだから、そこで花を咲かせなさい

残念ながらそこで、花を咲かすことはできませんでした。

出て行け、出て行けと言われながらも、ずっとそこで耐えていました。
ここで頑張っていれば、いつかはかわるかも、いつかは花を咲かせることができるかも、そんなふうに思っていたのですが悪くなるばかりでした。

結果的に、家を出て正解でした、そして息子と離れて一人暮らしになったのも、一番良い時期だったと思います。
すべてに時がある、時がくれば、なんでもスムーズに事が運びます。
家を出れたのも、こうしてワンルームで快適な暮らしができるのも、神様の導きだと思っています。

私はイジメられても、雑草のように生きる

今まで、楽しく仕事をしてきたので、今回のイジメ騒動は想定外でした。
私の味方だった女子社員さんが転勤になって、50代意地悪パートさんが実権を握るようになりました。

これからもシフトを組むのは、この意地悪パートさんです。
好き勝手に、自分に有利にやっていくのだと思います。

でも、どう考えても辞めることはできません。
61歳で新たな人間関係を築いていくのは大変なことだと思ったからです。

踏まれても踏まれても、雑草のように生き抜く、そう決めました。

優しい同僚もたくさんいます。
ラクして稼ぎたいと思う人が多い中、自分を犠牲にしてまで私を助けてくれる同僚もいます。
なんというか、人間の本性をたくさん見た気がします。

今週の金曜日には、孫に会いに行きます。
9月には二人目の孫にも会える予定です。

今度は女の子みたいです。
またあの新生児のミルクの匂いにふれることができます。

雑草のように生きる、人生はきっと辛いことばかりじゃないはずです。

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