今日は、母の所へ行ってきました。
通院介助です。
ふた月に一度は、診察を受けなければなりません。
受験生がいるわが家、本当はインフルまみれの病院へは行きたくなかったのですが・・・
妹がもう通院介助を放りだしてしまいました。
妹も兄も、高齢の母にはうんざりし、母を嫌いだと宣言しました。
兄はずっと母と二世帯住宅に住み、妹は介護職ということもあり母の介護をずいぶんと頼ってしまいました。
二人はもう母にはかかわりたくないくらいに嫌いになってしまったようです。
私は、変人夫の束縛で、実家さえ行かせてもらえないという不自由な暮らしをしていました。
だから両親に会えるのは、お盆とお正月だけでした。
なので私が、一番母に関わっていなかったので、今もまだ優しくできます。
母親が嫌いになり、自宅での介護は限界だと感じたらやはり施設に入れるしかありません。
兄はお金は出すけどあとはよろしくという感じです。
母がサービス付き高齢者住宅で楽しく暮らしていられるのは兄がお金を出してくれているからなので、それはそれで助かっているので感謝するべきだと思うようになりました。
母の年金7万円だけではとても足りない金額で、不足分は兄が負担してくれています。
貧困母子家庭の私は、お金を出すのは無理です。
出したくても出せない状況なのだから、私は私でできることをやろうと決めました。
高齢の母にうんざり、母が嫌われる理由
これは認知症の症状なので、仕方がないのですが、同じことを何回も言います。
ずっと一緒にいるとくどいと感じます。
そして頑固な所、杖を使ってと言っても絶対に使ってくれません。
いつ転ぶかわからないヨチヨチ歩きです。
杖を使わないのはプライドもあると思います。
そのプライドの高さや負けず嫌いな所も、嫌われる原因になっていると思います。
そして最近、平気でうそをつくようになりました。
うそなのか本当なのかわからない作り話をします。
もしかしたらサ高住でも、母は嫌われているのではないかと思うようなことがありました。
母は、どうも自慢話を繰り返しているようなのです。
それも認知症なので仕方ないのですが、同じ自慢話ばかりする母に、周りはうんざりしているのではないかと。
特に、まだ頭がしっかりとした入居さんは、母の自慢話にイライラしているのではないかと思います。
母に会いに行くたびに、仲良くしている人が変わっています。
母の自慢話や、プライドの高さに嫌気がさした人は離れていくと思いました。
自分は嫌われている?
自分は同じ自慢話ばかりをしている?
母自身はその自覚がありません。
そこが認知症の良い所なのか、仲の良い人が距離を置いても、わからないし気が付かないのです。
とりあえず、今日も、私はここで暮らせて幸せだと言い、ディサービスが楽しくて仕方ないと言っていたので、ひとまず安心しました。