介護

老人介護施設はあたりはずれがある、母も拘束されていました。




緊急事態宣言が発令され、コロナの収束もまだまだ見えてこないで、気持ちが落ちてきます。
こんな中でも働ける場所があることは感謝です。

先日この記事に書いた67歳の同僚が長期休みに入りました。
脊柱管狭窄症を克服して、なんとしてでも帰ってきてほしいです。

60代の仲間が辞めていくと、とても寂しい気持ちになります。

60代の同僚たちが、身体がボロボロになりながらも働き続ける理由
新緑がきれいな季節になりましたが、残念ながらまたまた緊急事態宣言が発令されそうですね。 なんだかんだともうすぐゴールデンウイークです。 私は今年もずっと仕事です。 最近、67歳の同僚がお休みをとっています。 足が...

昨日プレジデントのサイトで両親の壮絶な介護を経験した女性の話を読みました。

そこで思わずうなづいたのは。

老人介護施設にはあたりはずれがあるということです。

その記事に登場する父親は70代後半だったのですが、認知症はまだ軽かったものの、ガンをわずらっている母親の介護があるために、仕方なく施設に入りました。

そこでは、着替えない、おもらしをするなどで生活は乱れていき、そのたびに娘さんの所へクレームの電話が入ったそうです。

お父さんを着替えるように説得してくれとか、部屋が尿のにおいで臭くてたまらないから芳香剤を買ってこいとか、毎日のようにきたそうで、それはそれは苦痛の日々だったそうです。

着替えるように?お風呂に入るように?説得してくれるのが職員の仕事ではないのかと疑問に思ったでそうです。

私の母も着替えなくなりました、いつもいつも同じ服を着ていました。
なんで着替えるように諭してくれないのかな?と疑問に思ったこともありました。

記事の女性は、あまりのクレームに他の施設をさがして転所させることにしたのですが、そこもはずれ、今度はうちでは手におえないから出て行ってくださいと言われたそうです。

最後に入ったグループホームはやっとあたりだったようなのですが、お父様は残念ながら肺炎で亡くなってしまいます。
ただ最後に入ったグループホームの職員さんはとても親身に面倒をみてくれたそうで、お父様は穏やかな最期をむかえられたようです。

私の認知症の母も拘束されていた!

今のリハビリ専門病院はとても良くしてくれると思っていたのですが、実際は違ったのです。
最近、母はベッドにいる時も車いすにのっている時も拘束されていたという事実をしることになりました。

妹はショックを受けていて、これでは認知症がひどくなるはずだと嘆いていました。

拘束されるとはつまりベルトのようなもので固定され動けなくなっているということです。
理由は、人手不足でいつもみていることはできないからということでした。

5月に特別養護老人ホームに転院します。
そこでは拘束はされないけれど、いざとなった精神科に見てもらうけどよろしいですか?という打診がありました。

精神科で処方される精神安定剤なのか睡眠薬なのか、その目的はよくわかりません、
ようするに薬で眠らされてしまうということなのかって思います。

そしてコロナなので、会うこともできません。
可哀想だと思ってもどうすることもできないのです。

プレジデントの記事を読み、両親の介護、二人を同時に介護するって想像を絶する大変さだと思いました。

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