老後の暮らし

壮絶な現場を目撃してから、自分は大丈夫って思わなくなった




今日は、良い天気でした。

67歳の同僚が、お昼休みにひなたぼっこをしていました。
通っている接骨院で日光浴を勧められたそうです。
日光浴は、骨にもよい影響を与えるとか。
私も隣で、5分ほどひなたぼっこをしてみたのですが、ほどほどの太陽の光は、とても気持ちが良かったです。

今朝、ドリフターズの仲本工事さんの訃報を知りました。
まだまだ長生きできたかもしれないのに、残念です。

仲本さんは、横断歩道のない道路を横断していて、車にはねられてしまいました。
車を運転してたのは、70代の高齢者だったそうで、避けられない事故だったのでしょうか。

半年前に、壮絶な事故現場を目撃しました。

確か半年くらい前だったと思いますが、今も脳裏に焼き付いています。
高齢者が車の行き来が激しい、わりと大きな道路を横断していてはねられてしまったのです。

事故の瞬間は、目撃していませんが、私がその場を通った時、頭から血を流し倒れている高齢男性の姿を見てしまいました。
顔中血だらけで、ビクともしない男性、なかなか到着しない救急車、声をかけ続けるタクシーの運転手。

その光景は、とても怖くて、しばらく心臓のドキドキが止まりませんでした。

その後も、何度も高齢者が道路を横断しているのを目撃しています。
中には杖をついてゆっくりと平然とわたっている方もいました。

ほとんどは、車の方がよけているというか、横断を待ってあげているように見えました。
私はいつも、危ないから横断歩道を渡りましょうよと心の中で叫んでいます。

自分は大丈夫と思わない。

私の中にも、自分は事故にあわないだろうし、コロナにもかからない、大丈夫だという思いがありました。
でも、その交通事故の現場を目撃してから、そういう思いはなくなっていきました。

私は過去二回、交通事故にあっています。
一回目は、旅先でサイクリングをしている最中に転倒、頭をうち意識がなくなりました。
気が付いた時は病院のベッドの上だったのですが、大事にはいたりませんでした。

二回目は結婚して、娘が二歳くらいの時、横断歩道を渡っていてベビーカーごとはねられました。
背中、肩を強打して、むち打ちになり、半年は病院に通っていました。

二回の交通事故で、私は生かされている命であることを実感しました。
打ちどころが悪かったら、今の私は存在しなかったかもしれません。

交通事故現場を目撃してからは、青信号の点滅でも怖くて渡れなくなりました。
これからますます足腰が弱くなっていくと思うので、慎重すぎるくらいが良いのかもしれません。

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