おひとり様の老後

おひとり様の家賃30000円代のマンションは、とても静かです。




あそこが痛い、ここが痛いと愚痴りつつ、今日も仕事を終えてきました。
帰宅後は、すぐにアイスクリームを食べます、最近はこれが楽しみで働いているようなものです。

現在のワンルームマンションに引っ越してきて、一年がたちました。
過ぎてみれば早いものです。

引っ越してきて、すぐの秋は泣いてばかりいました。

最初は、一人暮らしの寂しさに、ご飯の味がしなかったけれど、これにはすっかり慣れました。
そして、母の死と、推しであったNSP中村さんの死。

ぼっちのワンルームで気がすむまで泣いていました。
二人の死は、時間がたっても寂しさは消えません。

家賃30000円代のマンションは静かすぎます。

階数によって家賃が違うのですが、1階と2階は30000円と32000円の部屋があるようです。
4階は38000円、そして私が住んでいる5階は、40000円です。

私が探していた昨年の夏は、この部屋にしかあいてなかったので、ここにしましたが、1階や2階だったら、固定費をもっと安くできたのにと思いました。
1階と2階の住人、二人に会いましたが、80代に見えました。
もしかしたら年金暮らしなのかもしれません。

3,4階は30代から40代のおひとり様か。
夏休みの間に、小学生のお子さんがとまりに来ていたのは、40代くらいの男性でした。

このマンション、とても静かで、人の声がしないのです。
先日、聞こえてきたのは、上の階からの掃除機をかける音や洗濯機を回す音、隣よりも上の階の生活音が聞こえてきます。
窓をあけてるからなんでしょうか。

私の隣の住人は、30代くらいの長髪の男性で、朝6時過ぎに仕事にでかけるようです。
昼も夜も、物音ひとつせずに、とても静かです、築年数は古くても鉄筋コンクリート作りだからかもしれません。

このワンルームマンションに越してくる前は、家賃5万の2DKに息子と暮らしていましたが、一階で日も当たらなかったので、カビがすごく辟易しました。
結局、カビに耐えられなくなり引っ越すことにしたのですが、二階に住むモラハラ爺さんの怒鳴り声からも解放されました。

とにかくドンドンと何かをたたく音はするし、奥さんを怒鳴る声も丸聞こえで、いつも心臓がドキドキしていました。
モラハラDV夫との暮らしを思い出してしまいました。

怒鳴り続ける夫と弱っていく妻、モラハラは生き地獄
認知症になると怒りっぽくなる人がいます。 私の母の場合は、怒りっぽくなるとか攻撃的になるといった症状は出ていません。 ただ会うたびに無表情になっています。 50代から始まると言われている感情の老化ですが、認知症進行とともに...

高齢の奥さんは、モラハラ夫から逃げることなく、あのアパートで一生を終えることになるのか。
とても気の毒です。

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