おひとり様の老後

無年金無保険の別居中夫が69歳になった、自分一人を養えればいい




孫に会うことを楽しみに、今日も一日頑張って働いてきました。
今日も夫婦連れのお客さまが多く混みあう店内、やっぱりゴールデンウィークだなと思いました。

無年金無保険の夫が69歳の誕生日をむかえました。

別居して7年たち、もう数年会っていませんが、やはり誕生日は忘れていませんでした。
どうしているのか、来年は70になる。

隣の奥さんの情報によると、元気に仕事に行っているようです。
朝、軽トラに乗って出ていくそうだ、だけど庭の木の剪定はいっさい手を付けていないということでした。

元わが家には、大きなびわの木があって、多くの実をつけます。
その木が重さに耐えられずに、倒れるのではないか?そんな不安をずっと持っていました。

同居中は、怒鳴られながら、いつも木の剪定を手伝わされました。
あの木が倒れたら、近所の方にも迷惑をかけるだろうし、何よりもボロ家がつぶされてしまうかもしれない。
いつも気になっていた木の剪定、それに手をつけていないとは、夫も年をとって体力の限界を感じているのかも。

それとも具合が悪いのか、私にも息子にも、もちろん娘にも音信不通なので、まったくわかりません。
何しろ、保険証を持っていないので、病気になっても、たぶん病院には行かないんじゃないかと思う。

自分、一人を養えればいい

いつも読んでいる50代ブロガーさんの記事の中の言葉です。
お子さんたちが大学生になったら、離婚を考えているブロガーさんです。
いつかどうしても一人で暮らしたいそうです。
自分だけのホッとする居場所がほしい。

まったく私も同じ気持ちでした。
私は、60歳を越えて、やはり老後が不安になってきました。
このまま働き続けることができるのかという不安もあります。

「自分、一人を養えればいい、」まったくその通りだと思ったら、気持ちが楽になってきました。

別居中の夫にしても、そうです。
年金を納めてこなかったという愚かな生き方をしてきたけれど、自分一人を養えればいいわけで、なんとか細々と生き伸びてほしい。
(持ち家があるから家賃かからないし)

娘は18歳で、息子は高校一年生で、放り出されたので、二人は、父親を家族とは思ってないのかもしれないです。
おそらく誕生日も忘れているのではないかな。

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