アラカンのつぶやき

子供に先立たれるほど悲しいことはない、朝から訃報を聞いて戸惑う




天気予報より早めに、雨が降り出しました。
今日は、濡れないように商店街を通って帰宅しました。

今日は、たくさんミスをしました。

こんな日に限って、私の苦手なラッピングの依頼が次から次へときました。
果物の包装も、ビールの包装もうまくできなかった。
ビールのケースの包装は、重くて大変なんだけど、お客様に手伝ってもらっちゃいました。
その上「お姉さんありがとう」と言って帰っていかれました。

世の中には、良い人もたくさんいるんだな~とジーンとしました。
「もっときれいに包装しろ」とか、「早くしろ」とか言うお客様がほとんどですから。

朝から訃報を聞いて、戸惑う

仲の良い60代の同僚からお休みの連絡が入りました。
たまたま私が電話をとったのですが、その内容がショックすぎて、しばし呆然としてしまいました。

同僚の妹さんは、私と同い年の61歳、元気な頃はよく買い物に来られていました。
脳の腫瘍をとる手術に失敗し、半身不随になってしまったのです。
もう数年前の話です。

妹さんには、20代の一人娘がいて、お母さんの病気の影響か、荒れた生活をしていたのです。
たびたび、お金の無心をしてくる娘に、お金を送金し続けたらしい。

どうやら悪い男にひっかかってしまったようです。
そんな話を、ついこの前、聞いたばかり。
早く引き離さないと大変なことになるよねと話していました。

その娘さんが亡くなったという知らせでした。

悪い男には、暴力も受けていたようです。
DV、モラハラ、お金の無心、私は他人事とは思えませんでした。
娘さんは自ら死を選んでしまったのです。

夕方、60代同僚から電話が来ました。

子供に先立たれるほど、悲しいことはない。

妹さんは、ショックすぎて娘さんの死を受け入れていないそうです。

実家に帰ってこいと何度も説得したけれど、かたくなに拒否していた娘さん。
もしかしたら、本気で〇ぬ気はなかったのかもしれません。
遺書も書置きも何もなかったということでした。

一週間前には、実家に帰省し、両親にプレゼントを買ってきたそうです。
優しい娘さんは、もう帰ってきません。

DVモラハラ男というのは、相手を精神的にも肉体的にも追い詰めていきます。
とにかく離れるのが一番。

逃げること、離れることも簡単なことではないけれど、人生いくらでもやり直せたのにと、若い娘さんの死を悼みます。

タイトルとURLをコピーしました