今日は、見切り品になったモンブランを買ってきて食べました。
すごい大きいモンブラン、裏を見たら700キロカロリーです。
二人で食べればちょうどいいサイズ。
私が買うのを見て、50代の同僚と40代の同僚が真似して買っていきました。
50代同僚は、旦那さんにあげるんだそうで、40代同僚は子供たちと食べるって。
私は独り身なので、半分だけ食べた、残り半分は明日にとっておく。
今日は午後から、レジに入りました。
最近はサービスカウンター専任になることが多く、いろんなお客様に接することが少なくなってきていました。
ちょっと前に感じたことですが、常連のお客様が少なくなりました。
みんなどこへ行ったの?コロナ禍となり姿を消した高齢者たち
コロナが蔓延しはじめた昨年から、多くの高齢者が買い物にこられなくなりました。
最初の緊急事態宣言が発令したころ、お客様はピリピリされていた。
「買い物も怖くてできない」
「家にこもっている」
「子供に外へ出るなと言われている」
こんな言葉を聞いていました。
先日、緊急事態宣言が解除されたので、常連の高齢のお客様は戻ってくるだろうと予想していました。
ところが今日、レジに入ってみて感じたことは、客層が変わったということでした。
顔見知りのお客様がほとんどいません。
何人かいらしたけれど、ある婦人は痩せて白髪頭になっていてあまりの変わりように、最初は気が付きませんでした。
お久しぶりねと声をかけていただき始めてわかったのですが。
コロナ禍となり、もうすぐ二年。
高齢者にとっては厳しい二年だったと思います。
母と仲が良かった叔母も、母も奇しくもコロナ禍に、旅立ってしまった。
レジをしながら、いろんなお客様の顔を思い出していました。
その中で、一人の方の笑顔がずっと頭から離れなくて、どうしているんだろうと心配になりました。
老人ホームに入ってしまったのか、寝たきりになってしまったのか。
それとも母と同年齢の高齢のお客様は、もうこの世にいないのかと思ったら、急激に寂しくなりました。
いつも息子さんと買い物に来ていた車いすにのったおばあさんは、このお店に来るのが楽しみだっておっしゃっていました。
その息子さんが、先日は一人で買い物に来られていました。
お母さまはお元気ですか?と聞こうかと迷いつつ、怖くて聞けませんでした。
80代の高齢者にとって二年は大きいです。
一人暮らしの高齢者は、どれだけの孤独と恐怖を味わったのだろう。
いつも笑顔で、あなたに会うのが楽しみだと言ってくださったあのお客様に、もう一度会いたいです。