母子家庭の暮らし

子育てロス、心にぽっかりあいた穴どうする?




子育てロス、心にぽっかりあいた穴どうする?

子育てロスとは空の巣症候群とも呼ばれています。

子育て中心の生活をしてきた方の多くは経験したことがあるのではないでしょうか?
子供が自立していく、親離れしていく、もう私は必要ないのかという言いようもない寂しさです。

子育てロスの寂しさは、私にもありました。
過去二回あったと思います。

一回目は、娘の時も息子の時も同時期で、高校生になった頃だったと思います。
高校生になると、母親の私よりも友達が一番になって、一緒にでかけることが極端に減りました。

息子の場合は、急に話さなくなりました。
何か聞いても、うんしか言わなくなって、すごく嫌そうな顔をしていたし・・・
その時は何が起こっているのかわからずに、なんで?と思いました。
友達や妹に聞いて、それが親離れの第一段階だと知りました。

その時、初めて空の巣症候群っていう言葉を知りました。

今春、息子は無事に大学生になることができました。

私は再び、子育てロスの感情がでてきて、寂しさに襲われるようになりました。

空の巣症候群は、子供が家を出て一人暮らしを始めた時に、そばにいた子供がいなくなり、寂しくてしかたないという感情です。

私の場合、息子はまだいっしょに暮しています。
それでも寂しい気持ちになりました。

自分自身が自立をしていなかったからだと思います。
息子依存をしていたのです。

苦しい浪人生活を経て、晴ればれとした顔で大学へ通う息子。
いつの間にか大人になっていました。

ご飯いらないからという日が続き、一人で夕飯を食べることが多くなりました。
もう私は必要ないんだといじけた気持ちになったものです。

子育てロスで、心にぽっかりあいた穴をどうする?

子育てロスの寂しさからの脱出は、夫の存在が鍵を握るそうです。

テレビのCMでもやっていました。
子供が巣立ったあと寂しそうな顔で子供部屋を見る母親(鶴田真由さん)
そこに夫が現れて、リハウスでもするか?というCMです。

夫が寄り添って、第二の人生をスタートさせるということなんだなと、思いました。

寄り添ってくれる人がいないシングルマザーは、一人で踏ん張るしかありません。

子育てロスで、心にぽっかりあいた穴を何かで埋めなくてはならない

空の巣症候群解決方法とググると、決まってでてくる回答は、自分の好きなことをみつけようとか、趣味をもってそれに打ち込もうでした。
あとは、時間が解決するという回答もありました。

私の心にあいた大きな穴は、意外なもので埋まりました。
それはパートの仕事です。

あんなに辞めたかったパートですが、家にいるより仕事をしている方が楽しくなりました。
パート仲間との関係も良好になったせいかもしれませんが。

やっぱり一番は、職場で自分の居場所があること。
そして少しは人のためになっているかもといううぬぼれでしょうか。

必要としてくれる人がいることで、心にあいた大きな穴はうまったような気がします。

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