母子家庭の暮らし

息子の卒業式から一年、春は近い




3月1日、昨年は息子の高校の卒業式でした。

あれから一年たったと思うと、本当に月日が経つのは早いと思います。
今日は午前中、雨模様でしたが、午後からは晴天。

どんどん春らしい陽気になってきました。

息子の一年前の卒業式はつらい思い出しかありません。
まだ、国公立の結果も出ていなかったけれど、もう浪人を決めていました。

卒業式の後、ホームルームがありました。
保護者も初めて、ホームルームの参観ができたので参加しました。

同級生たちは、一人ずつ嬉しそうに高校時代の思い出、そして進路について発表していました。
みんな笑顔でした。

そんな中、息子一人が青白い顔をしていました。
みんなの前でのあいさつ、ぼそぼそと何を言っているのか聞き取れないくらいの小さな声でした。

同級生たちは、将来の希望や夢を、キラキラとした表情で話していました。
浪人を決めた息子、そこのいるのがつらくてたまらなかったと後から聞きました。

その時、心の中でリベンジを誓ったのだそうです。
一年後、絶対にリベンジして、志望大学に合格するって決めたのだとか。

残念ながらリベンジできませんでしたが。

その後、受験うつになったり、アルバイトしたり。
やっぱり思うようにいかなかったこともたくさんあったと思います。

私は息子の高校時代、PTAをやっていました。
卒業式の後、またランチ行こうねなんて話していたけれど結局一回も行きませんでした。

卒業式以来、ぷつりと縁が切れてしまいました。

PTA仲間は、けっこう母子家庭の方もいたのですが、みんな大学進学を決めていました。
息子の高校の卒業式から一年たち、みんなどうしているのだろうと思います。

熟年離婚でもめていたママさんはどうしたのかも気になりますが、もう付き合うこともないでしょう。

アラカンともなると、いわゆるママ友との付き合いが面倒になりました。
今は、気をつかって人に会うより、家でのんびりする方が好きになってきました。

春は近いです。

そのせいか眠くてたまりません。

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