老後を考える

最期は自宅で迎えたい、樹木希林さん 余命宣告されていた




読者の皆様、こんばんは。

今日は、寒い一日でした。

こたつにでも入りたい感じです。

昨晩、NHKで、樹木希林さんのドキュメンタリーを見ました。
まるで死期がわかっていたかのような一年近い密着取材の映像でした。

最期は自宅で迎えたいと話していた樹木希林さん、その願いは叶いました。

番組を見ての感想、一言でいうと強い人だなということ。

樹木希林さんは、別居中でおひとりさまでした。

娘夫婦も同居していたわけではないんですね。

それでも淡々と終活をすすめていました。

ここ一年の間に4本も映画をとり、最後の作品は、浅田美代子さん主演の映画。
公私ともに仲が良かった浅田美代子さんのために何かを残してあげたいと、樹木希林さんが立ち上がって作った映画だそうです。

一年間のドキュメンタリーを見ていると、だんだんと弱っていく姿が見てて、よくわかりました。

最後の方は杖なしでは歩けなくなっていました。

全身ガンで、かなり痛かっただろうし、きつかったと思います。
でも弱音をはかずに、仕事を続ける姿が印象的でした。

樹木希林さんは、今年一月に余命宣告を受けていました。

全身ガン、もう手の施しようがなくなり・・・

どれくらいもつでしょうか?と聞ける強さがすごい。

そして1年くらいと余命宣告を受けました。

その後も落ち込むことなく、淡々と仕事を続けていました。

内田裕也さんという破天荒なご主人と、結婚して、40年近い別居。

本当に強いおひとりさまの見本だと思いました。
でも、好きな仕事を思う存分できて幸せな生涯だったんだろうなと思います。

樹木希林さん、最期は自宅で迎えたいという希望を持っていました。

その通り、亡くなる前の日に退院して、自宅で亡くなりました。

そして、樹木希林さんの自宅には、孫三人からの手紙や写真が飾ってあったそうです。
可愛かったのでしょうね。

わが人生に悔いなしというメッセージが込められていたドキュメンタリーでした。

余命宣告を受けて。

死にたくない、死ぬのが怖いとわめいて、暴れながら死んでいく人。

自分の死期を悟り、静かにその時を迎える人。

二つに別れます。

死期を悟った私の父も、義父も静かにその時を迎えました。
二人とも同じようなことを言っていました。

夜が怖い。
夜眠ると、もう二度と朝が来ないような気がするから。

そして天井をみつめていました。
自分の死と向き合っていたのかなと、今になって思います。

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