熟年別居

元旦から鳴り響く救急車のサイレンに、気持ちが落ちる




今日から仕事。
仕事が始まれば、もうお正月気分は吹っ飛びました。
もともと一人だし、お正月気分なんかなかったけど。

予想より、忙しかったです。
まだあいているお店が少ないからかもしれないです。

そして今日も人手不足、パートさんが半分くらいしか出勤していなかったので、山のような品出しを、一人黙々とやってきました。

元旦から鳴り響く、救急車のサイレン。

昨日の朝から、何度も聞こえてきました。
そして今日も、2台ほどみかけました。

地元横須賀は、高齢化が進んでいるので、救急車の音を聞かない日はないです。
高齢者が多い分、やはり体調を崩される方が多いのかもしれない。

今まで、気にならなかった救急車のサイレンに、ドキドキしてしまうのは、別居中の夫から電話がきてからです。
呼吸が止まるのではないかと思うくらい、息が苦しいそうで。
なんで、私にそんなことを訴えてきたのかは、わかりません。

やっぱり一人で、心細くなったのでしょうか?
苦しくてどうにもならなかったら、救急車を呼ぶようにと伝えると、スマホでどうやって呼ぶんだ?と聞いてきました。

119番を押せばいいのと教えました。

スマホの使い方が、イマイチわからないようで、息子の電話番号も聞いてきました。
二年半前に、息子がスマホの使い方を教えに行った時、私と息子の電話番号を入力し、ボタンを押せばかかるようにしてきたのに。

結局、私の所へ電話してきました。
いざとなったら救急車を呼ぶようにと、伝えてから、救急車の音が気になるようになってしまったのです。

近くでサイレンの音が止まると、もしかして夫の仕事場か?なんて、悪い方に考えてしまい、気持ちがおちまくりです。
今年は、明るく、平穏な一年にしたいと思っていたのに、これでは先が思いやられます。

今もまた、サイレンが聞こえてきました。

母のことを思い出しました。
母の最後の一年は、救急車に何回乗っただろう?
はっきり覚えていないけれど、数回は救急搬送されました。

高齢になればなるほど、リスクは増えていくわけです。
自分だって、転んでけがをするかもしれない。
誰にだって、明日のことはわかりません。

あんまりネガティブに考えないようにしたい。

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