お休みは元旦だけ、年末年始は一人で過ごすことになります。
一人でも強く生きよう、ポジティブにいこうと決めていた矢先に、夫からの連絡。
頭の片隅に、夫の苦しそうな声がこびりついてしまいました。
仕事をしている時は、いいのだけど、一人になると、どうしても考えてしまいます。
冷えは大敵!底冷えがひどかった元我が家
いつも読ませていただいているブロガーさんの記事に、温かいって幸せと書いてあり、本当にそうだって思いました。
温かいスープ、温かい家、心が温かい、懐が温かいなんて言葉もあります。
温かいってそれだけで幸せな気持ちになります、
元わが家は、それとは正反対の底冷えがする家で、今思い出しただけでも身体中が冷えてくる感じです。
夫が言っていたのは、昔は水田があった場所だったとか、だから寒い。
それでも子供が小さい時は、幸せな時間があったのは確かです。
今も、二度と帰りたくない家ですが、私はいつも、ここには悪霊が住みついているとさえ思っていました。
一階は日があたらなくて一年中暗く、わけのわからない置物がたくさんありました。
家に一歩入っただけで、重ーい気持ちになったものです。
悪霊の住む家に、帰らない夫
2年半くらい音信不通だったので、元気にやっているのだろうと思っていました。
先日の電話で、はじめて泣き言をいった夫です。
そして驚くことに、あの家には、帰っていないというのです。
あの家は、寒すぎて、あの家にいると、夜が怖いと。
どこにいるかというと、仕事場です、仕事場にあるトラックの中で寝泊まりしているというのです。
トラックの中は、温かいそうです。
その仕事場から、車では10分くらいの所に、私は住んでいます。
東京にいるのか?と聞いてきた夫に、近くに住んでいることを打ち明けてしまいました。
この温かい部屋に、夫をまねくべき?
一瞬そんなことも考えましたが、さすがにそれはできません。
過去のすべてを許してはいるけれど、それはできません。
私は私で、一人で生きるべく、自分自身を守らなければならないからです。
大晦日も、たぶん夫は、トラックの中で過ごし、新年を迎えることになると思います。
こんなおひとり様も世のなかにいるんだということを、皆様に知っていただきたく記事にしました。
暗い話にお付き合いくださり、ありがとうございました。