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刃物男が侵入してきたら、まずお客様を誘導、オバサンにできるだろうか?




今年は、電車の中で刃物を振りかざすという物騒な事件が続きました。
この世の中、逆恨みをして何をしでかすかわからない人たちがどこかに潜んでいます。
怖い世の中です。

今朝、職場でさすまたを使っての防犯講習会をやりました。

さすまたってご存じでしょうか?
こういうものです、これ刺股って書きます。

股を刺すわけじゃあないんだろうけど、これは職場の片隅に常備してあります。

こちらの使い方は、斜めにして犯人の身体を押さえます。
垂直だと犯人が持ってしまうと、そちらの方が力が強くなってしまうのだそうです。

このさすまたを使って、従業員が刃物男を捕まえる?想像しただけで怖くなります。
話をよく聞いてみたら、このさすまたで犯人を追い詰めるのは、警察官がやることで、素人の従業員はやってはいけないってことでした。
(確かに訓練を受けていないと無理っぽい)
まず警察に通報して、警察官にさすまたを渡すために常備しているのだそうです。

不審者が刃物を持って侵入してきたら?

「まず、お客様を誘導してください、その次に自分も逃げてください、そして警官の到着を待つように」という指示でした。
想像しただけで、怖いけれど、不審者が刃物を持って現れたら?反射的に逃げるのが人間の心理です。

冷静を装い、お客様を誘導するって、オバサンの私にできるだろうか?
やっぱり怖くて思わず逃げちゃうだろうなと思います。

ニュースで事件の現場を見た時、駅員さんは、訓練しているようなのでお客様を誘導していました。
勇敢です。

自分の身をもって多くの乗客を助けたという実話を思い出します。
もう何十年前の話ですが、北海道の塩狩峠で、列車が暴走し、運転手が自分の身を線路に投げ出し、列車をとめたというもの。
小説にもなっています。
私はこの塩狩峠原作の映画を小学生の時に見て、ふるえたのを覚えています。
主人公はクリスチャンでした。

自分を犠牲にして人々を救う、イエスキリストと同じことをしました。
私はクリスチャンですが、私にできるだろうか?とよく考えます。

実際に不審者が刃物をもって現れる、職場の従業員たちはまさかこのお店に?と思っています。
もちろん私もです。
でも、まさかは突然にやってくる場合もあり、ゼロではないのです。

今はアドベントの時期ですが、この世の平和と新型コロナウイルスの終息を祈っています。
来年は平和な世界となりますように。

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