昨日今日と、職場のスーパーは高齢者でにぎわいました。
緊急事態宣言が解除され、流れが変わったなと感じました。
今日は若者のグループもたくさん来てて、サークルの飲み会なのかアルコールやお肉や野菜をたくさん買っていました。
もうどうどうと飲める!ということなのでしょうか。
経済格差を感じた年金支給日
昨日は、年金支給日だったので、昨日今日と財布のひもが緩みっぱなしです。
昨日はデザートコーナーがよく売れたようで、今朝見たら、在庫がゼロになっていたのにはびっくり。
お菓子コーナーもガラガラでした。
みなさん、甘いものがお好きなようです。
あるお客様は、出来合いのおかずやお弁当、お寿司、お肉を山のように、二万円近く買っていきました。
80代くらいの男性です、えっ?こんなに買うの?誰と食べるんだろうと思わず顔を見てしまいました。
そして極めつけ、公共料金の支払いですが、固定資産税を含んでいろいろな支払いで、全部で30万ほどを差し出したお客様がいらっしゃいました。
どんだけ大きな土地に住んでいるのだろう?税金がこんなにかかるなんて・・・・
私は30万円の万札と数える手が震えました。
間違ったら大変ですから。
税金30万円の支払いを涼しい顔でしていくお客様、世の中にはお金持ちがいるもんだと思いました。
いつもと同じく、見切り品しか買わないお客様もいます。
全部、見切りシールが貼ってありました。
身なりは、とてもきれいにしている70代くらいの女性です。
二カ月に一回の年金支給日は、いつも経済格差を感じます。
私も夫も、間違いなく老後貧困が待っているけれど、この格差はどこでどうこんなに開いてしまったのだろう。
わが家の場合は、老後を見据えないで暮らしてきた結果だと思いますが。
久しぶりに買い物にいらした常連のお客様がいらっしゃいました。
すごい仲のよいご夫婦だったのですが、昨年、ご主人を亡くされました。
奥様はさらに痩せて、覇気をなくしていました。
一人は寂しいわよ~なんておっしゃっていました。
思わず、私も一人で暮らしていますと言っちゃいました。
そのお客様は、あなたには仕事があるから、働けるって幸せなことよとおっしゃっていた。
おいなりさんとお寿司の詰め合わせと買っていかれました。
食べてくれる人がいないと作る気力もないんだとか。
これは私も同感、味のないごはんを作って食べています。
一人暮らしをスタートして、もうすぐ二カ月。
母を亡くして、もうすぐ三週間。
確かに仕事をしている時は、寂しくない。
今日も帰宅後、ベッドにゴロンとしたら30分爆睡してしまいました。
残念ながら私の老後は、年金支給日も別に楽しみではなく、少ない年金に身を引き締める日となりそうです。