スーパー内の買いだめ行動は落ち着いてきて、ようやく日常の忙しさにもどってきました。
常連の高齢者のお客様があまりこなくなりました。
その中の一人が今日いらして、この状況でインフルエンザになったとかでやっと完治したとおっしゃっていました。
病院に行けないから家で治したって言っていたけど?
すごい高熱と咳が出たそうです、病院へ行かずになぜインフルエンザだってわかったのだろう?
もしかしたら新型肺炎だったのでは?と勘ぐってしまいました。
目に見えない敵コロナウイルスはすぐそこに迫ってきていると感じますが、必要以上に恐れるのはやめようと思います。
同い年の同僚が一人やめることになりました。
こんな状況だから?母親の介護で職場を去る同僚
同い年の59歳ですが、私より3年先輩なのでもう15年も勤務していました。
88歳のお母さんは、頭もしっかりしていてなんでも自分でやっていたと聞いていました。
そして一人暮らしです。
そのお母さんが、最近転んでしまい骨折してしまったそうです。
入院にはならなかったそうですが、身の回りのことが何もできなくなってしまいました。
コロナウイルスの流行で、外出もままならなくなったために、同僚が介護することになりました。
一緒に住んでいるわけではないので、通い介護みたいです。
こんな状況だから、母のそばにいてあげたいと言っています。
えらい!
自分の生活、自分の仕事を捨ててまで母親の介護をするって、私にはできないだろうな。
私の母は、サービス付き高齢者住宅に入りもう5年以上たちました。
薄情な娘かもしれませんが、母がそこに入っていてくれたおかげで、今のような状況でも安心していられます。
サービス付き高齢者住宅では、どこの施設でもそうだと思いますが、厳戒態勢をとっています。
簡単には中には入れません。
施設によっては面会中止の措置をとっている所もあるようです。
一番危険なのが外部からウイルスをもって高齢者に感染させてしまうことです。
母が一人で暮らしていたら、やはり心配だったと思います。
認知症が進んでいる母は、外に出て徘徊してしまうこともあり得るわけです。
母はもうサ高住の外へ出ることもできなくなりました。
そして最近思うのは、母自身は恐れや不安がなくなっているということです。
ただ毎日ディサービスに行くことだけを楽しみに生きているのです。
学校や幼稚園に行くのを楽しみにしている幼い子供ようです。
それはそれでよかったと思います。
私たちが今このような状況の中で、一番やってはいけないことはおそれること。
マスコミのあおりを見て、恐れてばかりいるのはばかげていると思いました。
どれが本当の情報なのかを吟味しながら、冷静に行動していきたいと思います。