90歳の母親に、最期までつくした娘の話




私の職場のスーパーに買い物にくるお客様は、圧倒的に高齢の方が多いです。
その中で、50代60代と親の介護に携わっている方もけっこういます。

レジをしながらの会話の中で、介護の愚痴をつぶやいている方もいます。

「その気持ちわかります」

「大変だけど頑張りましょう」

そんな一言で、お客様の顔が明るくなるのがわかります。
介護に携わっている方は、ほんの一言でも愚痴を吐きたいのだと見ていて思います。

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90歳の母親の介護をしていたお客様がいます。

正確に言うと、毎日老人ホームに通っていたということで実際に介護に携わっていたとは言えないかもしれません。

その女性はスーパーにより、それから老人ホームに入居している母親に会いに行っていました。
ほぼ毎日です。

その方が、三か月前くらいから突然買い物に来なくなりました。
常連のお客様がいらっしゃらないと、ちょっと心配になったりします。

先日、久しぶりに来られたので、話をしました。

90歳の母親に最期までつくした娘さんは、たぶん60代だと思われます。

「母は天に召されました」

「90歳、長生きでした、大往生ではないですか」と励ましたつもりですが・・・

「90歳と言えども、母は母で、母親を失って心に大きな穴があいて何もやる気がしないの」とおっしゃっていました。

毎日毎日、買い物して老人ホームにいる親に会いに行く、それが日課となっていたお客様です。

90歳のお母さまは、最期まで頭がしっかりしていたそうです。

三日間意識がなく、そのまま眠るように息を引き取ったそうです。
(死因は老衰でした)

そのお客様がおっしゃっていたこと。

老人ホームが近いから、毎日会いに行けた、近くにいるのに会いに行かないなんてバチがあたると。

バチがあたる?
それでは義務で会いに行っていたのでしょうか?

たぶん違うと思います。

90歳の母親に最後まで尽くせたのは、母親が好きだったからではないかと。

毎日会いに行く、最期までつくす、こんな娘もいるのだと思いました。
お母さまは会いに行くと、とても喜んだそうです。

私の母の場合、兄はもう一年近く会いに行っていないし、妹も私も月一回の通院介助のみです。

そのお客様の話を聞いて、私たち兄妹はバチがあたるかもしれないなんて思いました。

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