62歳の同い年の男性社員がいます。
私の職場は、正社員は60歳で定年となり、その後は再雇用制度で働くことになります。
同じ仕事内容なのに、60歳を過ぎたら、お給料は半分以下になってしまったと、嘆いています。
彼は、40代の時に大病をし、長期休みをとっていました。
大腸がんですが、その時は、死を覚悟したそうです。
なので、お給料は半分になっても、働けることは感謝だと言っています。
その男性社員に「何歳まで頑張る?」と聞いてみました。
男性社員はきっぱりと即答しました。
「65歳になったらやめるよ、それ以上は無理」
そうか~あと3年でいなくなってしまうのかと寂しい気持ちになりました。
65歳を過ぎても働く理由、それぞれの事情
65歳以上で、年金をもらいながらパートを続けている人たくさんいます。
年金が少ないからという人もいるし、家にいてもつまらないからなんていう人もいます。
ジーさんしかいないから、家にいるのが嫌だから働いていると言っていた60代後半のパートさん。
そのジーさん(旦那さん)が昨年、急逝されました。
肺炎だったと聞いています。(コロナではありません)
一週間の忌引きのあと、仕事復帰、今も元気に働いています。
65歳の定年がなくなり、60歳以上の方は、ほとんどの人が、70歳まではがんばると言っています。
死ぬまで働くって言っている同僚もいます。
理由は・・・
・年金が少ないから。
・旦那さんと二人で家にいるのが嫌だから。
・家にいるとボケる
・老々介護の気分転換に。
・働くのが好き。
そして最近、あるパートさんが無年金だと知りました。
私以上に身体がボロボロのパートさんは、今72歳です。
苦労が顔に現れていて、顔にはしわが深く刻まれています。
身体もしんどいらしくて、足をひきずって仕事をしています。
なぜ無年金に?
自営業で国民年金を払う余裕がなかったという理由でした。
ちゃんと納めてこないと、老後は大変なことになるという典型です。
別居中の夫も同じ状況ですが。