熟年別居

元プロ野球選手の訃報、別居中の夫と重なって。




皆さんもご存じだと思いますが、元プロ野球選手の村田兆治さんが亡くなられました。
世田谷区の豪邸で一人暮らし、未明に火があがったとのことでした。

一報を聞いた時、なんで一人だったの?と思いました。
村田選手と言えば、サンデー兆治と言われ、一世を風靡した方です。
野球が好きだった夫とよくテレビでプロ野球観戦をしていましたが、確か村田選手はロッテの選手だったと思います。

今年秋に、空港で暴行疑惑により逮捕されてしまいました。
その時ニュースを見て、ずいぶん年をとられて風貌がかわってしまったと感じました。

暴行だったのか、そうではなく誤解だったのか、今となってはわかりません。
ただ本人は、相当の落ち込みようだったそうです。

真実を話したいと亡くなる一週間前に言われていたそうです。

なんで一人暮らしだったのか?
報道では、介護のために別居されていたということでした。

気に入らないおかずだとちゃぶ台をひっくり返すという一面もあったそうで、亭主関白だったのかもしれません。

別居中の夫と重なる

華々しい時代を過ごしてきた村田選手と夫とは、生き方は全然違いますが、老後に一人で暮らしているという共通点があります。
村田選手は、一人が好きだったのかもしれないし、寂しかったのかもしれない。
でも、一世を風靡したスター選手にしては、寂しい最期だったと思えてなりません。

別居中の夫のことを思いました。
夫はどんな最期を迎えるのか?

娘や息子は会いに行くのだろうか、そんなことをいろいろと考えてしまいました。
夫は来年70歳になります。
ガリガリに痩せてしまい容姿が変わってしまったと、隣の奥さんに聞いています。

火の始末にはうるさい人でしたがので、火事を起こすことはないと思うけれど。
そういう私も、これから永遠に続く一人暮らし、夫のことを心配している場合ではありません。

他人に迷惑をかけることだけは、絶対にさけたいです。

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