真夏の年金支給日、予想通りに、忙しい一日でした。
年金支給日に売れるものって、いつもより少し贅沢なおかず、そしてお菓子などの嗜好品です。
果物もよく売れました。
年金支給日とお盆が重なり、いつもより少し贅沢品を買うお客様も多かったようです。
それにしても、今日も夫婦連れが多かったかも。
私は、本当に少ない年金なので、70歳まで繰り下げ受給をする予定です。
あと9年もあります、それまで元気でいられる保証はない・・・・。
年金受給前に死んでしまったら、払い損なの?
この記事に書いた同僚は、昨年退社したのですが、90代のお母様と二人暮らしです。
最近は連絡をとっていないので、どうしているのか、
彼女もお母さまも、ガン闘病中です。
彼女の場合、ちゃんと老後を見据えて、個人年金もかけていたので、老後は月々20万ほどの年金受給になる予定だったそうです。
今まで頑張って働いて年金納めてきたんだから、65歳まで死ねないとよく言っていました。
現在も、90代のお母さまの介護をしているはずだけど、買い物にもこなくなっちゃいました。
国民年金の場合、元が取れるのは?
父はずっと自営業でしたので、国民年金でした。
40年満額納めてきました。
亡くなったのが年金を受給してから10年後でした。
国民年金の場合、だいたい10年で元が取れるそうです。
●払う保険料の計算
まず、払う保険料から計算してみましょう。
国民年金の保険料は、20歳から60歳までの40年間支払います。
国民年金の保険料は月に15,590円ですから、12倍すれば年額が、さらに40倍すれば全納付額が出ます。
15,590円×12カ月×40年=7,483,200円≒748万円計算してみると、一生に納める国民年金の保険料は約748万円となります。
●もらう年金額の計算
次にもらえる年金額を計算してみましょう。
これは年額が出ているので、計算の必要がありません。
40年間保険料を払った場合の保険料は年に780,100円です。引用シニアガイド
ということで、父はほぼ元を取って、亡くなったことになります。
では、国民年金を払い続けて、年金をもらう前に死んでしまったら、掛け捨てになってしまうのか?
この掛け捨て防止策として死亡一時金というのがあります。
死亡一時金は、年金を一回でも受け取ったらもらえないそうです。
厚生年金は、家族がいる場合は遺族年金が受け取れますが、死亡一時金はありません。
損とか得とか考えてしまうなら、60歳で一銭も受け取らずに、亡くなるのが一番損ということになります。
少ない年金はあてにせずに、元気に働き続けたいです。