老後の暮らし

高齢者の楽しみと笑顔を奪ったコロナウイルス




コロナ禍が二年以上続くとは、誰が想像したでしょうか。
いい加減うんざりしてきます。

私が一番悲しいのは、たくさんの常連の高齢のお客様が、買い物に来られなくなったことです。
この二年間でたくさんの方が見えなくなりました。

ある方は、お子さんに外出を止めれれているとかで、家にこもっているとおっしゃっていました。
それから身体も脳も弱ってしまったのか、二度と来られなくなりました。

高齢者の楽しみを奪ったコロナウイルス

来られなくなったたくさんのお客様は、施設に入られたのか亡くなってしまったのか。

老後の楽しみに始めた俳句の会のメンバー、テニスを楽しんでいた方もいた、そして麻雀が趣味だった80代の女性。
みんないらっしゃらなくなりました。

コロナウイルスが、そんな楽しみをすべて奪ってしまいました。

両親が二人とも認知症になってしまい、大変な介護をしていた同年代の女性もみえなくなりました。
自分自身がうつ病になりそうだとおっしゃっていたけど、どうされているのか。

両親ともに認知症、50代おひとりさまが嘆くドロドロな介護
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私の母は、コロナ真っただ中の昨年9月に、一生を終えました。
60代の同僚3人も、コロナ禍で母を亡くしました。

今、そんな同僚たちと話すのは、生きていても辛いだけだったからいい時に亡くなったよねと。
時間がたったからこそ、そんなことが言えるのだろうけれど。

認知症の悪化、病院や施設などでは面会禁止、ただベッドに横たわるだけの人生は、生きていても辛いだけだったと思うのです。
母は、亡くなる半年くらい前に、お父さんの所に行きたいと何回も言っていました。
しんどかったのでしょう。
寝たきりとなり、床ずれもでき始めていたと聞きます。

家族に別れも告げずに、天国へ旅立った方は、きっとたくさんおられると思います。

少しですが、感染者数が減ってきたようで、希望を持ちたいです。
高齢者が、普通にでかけられて、楽しむ日常に戻るのは、もうそこまで来ていると信じたいです。

私の別居中の夫も、今年69歳になります。
こんな状況で、無年金無保険で生きているのは、ある意味強いと思う。

家族にしかあたることのできない精神的に弱いモラハラ男だったと思っていたのですが。

別居に至るまでの日々を毎日が発見ネットで連載しています。
よろしかったらご覧ください。

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