日が暮れるのが早くなり、私が帰るころには、すっかり真っ暗な世界になっています。
マンションの部屋もあたりまえのように、真っ暗、まず手探りで電気をつけて部屋に入ります。
この瞬間がわびしい。
シングルマザーKeiさんは52歳のユーチューバーですが、毎回楽しみに動画を見ています。
高校生の息子さんと賃貸で二人暮らし。
かつて私も息子とワンルームで暮らしていたので、同じような境遇です。
最新の動画では夜の街を歩いてみたかったと話されています。
最新の動画は神戸にでかけた時のものなのですが、神戸の夜景をうつされていました。
神戸はきれいな街ですね。
私は、35年前に一度、訪れています。
異国情緒あふれている街で、洋菓子が美味しい所のイメージがあります。
その後、阪神大震災があり、神戸の街はどう変わったのか?
いつかもう一度行ってみたいです。
話がそれました。
シングルマザーkeiさんが、アメリカにいる時からずっと夜の街を歩いてみたかったそうです。
アメリカは治安が悪いから、夜の街を歩くなんてとんでもないのかもしれません。
それに夫がいる身だと、なかなか夜に外出することは難しいと思います。
私も別居直後は、夜に時間制限がなく自由に外出できることが、とてもうれしかったです。
別居直後は54歳、まだ夜に出歩く元気があって、夜になったらウォーキングにでかけたものです。
鼻歌を歌いながら、なんて自由なんだろう、自由は最高だって思いました。
60代となり、今は夜に外出する元気もなくなっちゃいました。
シングルマザーKeiさんの今回の動画では、お昼はサイゼリア、夜はドンキーの食事風景が出てきました。
神戸で食事ならおしゃれなカフェはたくさんあるだろうに、サイゼリアとドンキーを選ぶ庶民的な所が好きです。
そしていつもうらやましく思うのが、息子さんが一緒に外出してくれること。
確か17歳だったはず。
うちの息子は中学生になってからは一緒に歩いてくれなくなりました。
Keiさん親子は、ものすごく仲かがよく、過保護だと批判コメントをする方もいるみたいです。
確かにKeiさんも、息子さんを溺愛していると思います。
いつか、息子さんが旅立つ日がくると思いますが、その後のKeiさんが心配になります。
母子家庭というのは、普通の親子よりも、絆が深いと思う。
なんでも、助け合って乗り越えてきたからです。
私も、未だに寂しいと思う日があります。
11月の夜の街は、早くもクリスマスイルミネーションをともしている場所がありました。
あんなに夜の街を歩きたかった私ですが、クリスマスイルミネーションの中を歩くのは、とてもわびしくさびしいものでした。
家族連れ、カップルを見て、自分は一人だと孤独を感じてしまいます