老後を考える

涼しい部屋で、鰻食べつつオリンピック観戦できるって幸せなこと




土用の丑の日の今日、レジの機械のトラブルがあり駆けずり回った一日でした。
今日も疲れました。

わが家も鰻買ってきました、たぶん鰻を買うのは今年で最後になると思います。
私は鰻が苦手なので息子用に買ってきたのですが、来月からは別々に暮らすのでもう買うこともないのかと。

そんなこと考えるとやはり寂しい。

中国産の498円、一番安い鰻です。
息子は日本産も中国産も違いがわからないようで、美味しい美味しいと言って食べていました。

涼しい部屋で、鰻を食べながらオリンピック観戦できるって幸せなこと

オリンピックを楽しみにしていた80代の常連のお客様が、先日救急搬送されました。
職場のスーパーの斜め前のおうちに住んでいるので、毎日のように買い物にこられていたのですが、今月の初めに救急車がやってきて病院に搬送されたのでした。

毎日、来られるお客様でしたので、従業員の中では有名な方でした。

あのおばあちゃんどうしただろうねとみんなで話していたのです。
今日、娘さんが来られて、亡くなられたという話を聞きました。

その亡くなり方にまたショックを受けました。
階段から落ちて頭をうったことが原因で、一度も目を覚ますことなくあの世に旅立ったということでした、

あんなにオリンピックを楽しみにしてたのに。

あんなに毎日元気に買い物していたのに・・・
人の命というものは、本当にいつどんな形で終わりがくるのかわからないって思いました。

私も毎日、疲れただの貧乏だの愚痴ばかり言っていますが、涼しい部屋で鰻を食べながらオリンピックを観戦できるって、あたりまえのことのようですが、実はとても幸せなことだって思います。

私の母も入院中で、食事はとれない状態、そしてもちろんテレビも見れません。
オリンピックをやっていることもしらないかもしれないです。

母と同じような方が、今の日本にはたくさんいると思います。

今日も、帰宅後のアイスコーヒー一杯で生き返えりました。
そして涼しい部屋で息子は鰻、私はチキンロールを作って食べました。

どんなに疲れていても、この環境には感謝すべきだって思います。

常連のお客様は、コロナ禍になり、たくさんの方がみえなくなりました。
施設に入られた方、そしてあの世に旅立たれた方もいらっしゃると思います。

超高齢化社会の現実を垣間見てる気がします。

タイトルとURLをコピーしました