職場で、体調不良者が急に3人も出て、私は突如休日出勤となりました。
私は別居してから、本当に身体が丈夫になったと思う。
好きなものを食べ、好きな時に寝る、そんな生活をおくっているのでストレスがたまらなくなってきたからかもしれません。
先日の母の特別養護老人ホームへの入居手続きは、本当に大変でした。
入居前ガイダンスというのか、とにかくいろいろな説明と確認と書類にサインなど半日かかりました。
私と妹とで二人で説明を聞きました。
お母様の延命治療は希望されますか?
と聞かれました、入居前に確認ということだと思います。
特別養護老人ホームに入居していて、突然具合が悪くなることもあるでしょう。
そんな場合は、近くの病院に救急搬送されることになります。
もしもの時のために、どうするか意思表示をしておかなくてはなりません。
私と妹が出した答え。
私の頭の中ではもう決まっていました。
妹も私と同じ考えでした。
延命治療は希望しません、自然のままでお願いしますと私たちは答えました。
認知症も重くなった母は意思疎通ができなくなりましたが、まだ母が元気で頭もしっかりしている時に聞いたことがあったのです。
延命治療は何もしないでいいからと母の口から聞いていたので、私たちの気持ちは決まっていました。
中にはどんな姿でも生きていてほしいと願う方もいると思います。
寝たきりとなり、胃瘻をつけて植物人間になってもただ生きていてほしいと願う方も。
こちらの記事に書いた叔母がそうでした。
人工呼吸器と胃瘻をつけて数年間生かされていました。
生かされていたという言葉がぴったりです。
ただ病院のベッドで横たわるだけでしたので。
そんな叔母も昨年秋にこの世を去りました。
久し振りに見た叔母の顔はまるで別人でした。
私の母はこの叔母(母にとっては妹)とすごく仲が良かったのです。
倒れてから何度かお見舞いにいったようですが、ただ眠るだけの妹を見て、途中から行くのをやめてしまいました。
そんな叔母を見てきたので、母は自分は生かされていたくないって思ったのかもしれません。
そして昨年12月に大腿骨骨折した時も、母はお父さんの所(あの世)へ行きたいと何度も言っていたのです。
自分が壊れていく恐怖とたたかっていたので、そういう言葉が出たのだと思います。
昨日の記事にも書きましたが、60代の私も、延命措置は希望しないと家族に伝えてあります。