おひとり様の老後

60代で転倒は危険です!うつ病から寝たきりになった叔母の話




筋力が年々低下していると感じています。
筋力以外もすべてに老いを感じるようになったけれど、老いることを見てみないふりをしている感じです。

小池都知事は68歳ですよ~
若々しいですよね?

あの方を見ていると60代はまだまだ若い!って思います。

60代で転倒は危険です

年老いてから転んで骨折、そのまま寝たきり老人になるなんて話を聞いたことはありませんか?
職場のお客様も、転んだことをきっかけにうつ病になってしまったという方もいます。

60代で転ぶ→痛くて動けない→動くのがおっくうになる→動かないから脳が老化する→脳の老化でうつ病や認知症になる

こんな方程式が出来上がってしまいます。
そういえばこのコロナ禍で、高齢者のうつ病と認知症が急増しているという話を聞きました。

家に閉じこもるのは脳を老化させるだけでなく、筋力も低下させてしまいます。

60代で転倒、うつ病から寝たきりになってしまった叔母の話。

これは私の叔母の話なのですが、叔母は現在も植物人間のまま、老人病院に入院しています。
入院した頃は黒々としていた頭髪も真っ白になってしまいました。
胃ろうをつけて生かされているのですが、何もしなくても老化は進んでいきます。

叔母は、母のすぐ下の妹で、母とはすごく仲の良い姉妹でした。

叔母は60代で転倒し大腿骨を骨折しました。

緊急入院、そして手術。
手術の後も、入退院を繰りかえし、うつ病になり、そこからアルツハイマー型認知症を発症してしまいました。
私のことも母のこともわからなくなってしまいました。

ひきこもりの一人息子が叔母を介護していたのですが、ある日叔母は脳内出血をおこし倒れてしまいます。

母と私たち姉妹がかけつけた時には、危険な状態でしたが、なんとか一命をとりとめました。
残念なことに、脳の回復は見込まれずに、家族は命の選択を迫られました。

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ひきこもりの一人息子は、叔母の年金で暮らしていましたので、のどには人工呼吸器をつけ、身体には胃ろうをつけるという延命治療を選びました。

叔母はどうしてほしかったのか?
認知症を発症した時点でもう意思を示すことはできなかったのです。

このことからエンディングノートに命の選択を書くことは大変重要だと思うようになりました。

叔母は植物人間のまま、もう数年生きています。
寝たきりです。

母も認知症がすすみ、叔母の存在を忘れてしまいました。
現在は、誰も会いに行っていません。

現在はどうしているのか?
連絡もとっていません。

60代で転倒をきっかけに叔母は、こんな悲しい老後を迎えてしまいました。

60代、まだまだ若いと思っていても、確実に筋肉は衰えています。

アラカンの現在できることは?
やはり運動で筋肉をつけること、それが老化を防ぐことになると思います。

気軽にできるのはウォーキングですね。
私は通勤時に、バス停の一駅先まで歩くようにしています。

暑い夏はちょっとさぼっていましたが、夕方から夜にかけてのウォーキングは気持ちがいいですよ。

転倒のリスクを少しでもさけるようにウォーキング。
読者の皆様もぜひ・・・

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