俳優田中邦衛さんが逝去されました。
88歳で老衰、家族に見守れながらの静かな最期だったそうです。
田中邦衛さんと言えば、北の国からが真っ先に思い浮かびます。
大好きなドラマでした。
昨晩は追悼番組で「北の国から初恋編」を放映していました。
とても懐かしくて昭和の良き時代を思い出しながら見ました。
北の国からが好きすぎて、富良野に行きました。
学生の頃から、何回も訪れていた北海道、北の国からの撮影場所富良野にも行きました。
北海道の自然が好きでしたが、冬は行ったことがないのです。
富良野を訪れたのも、ラベンダーが満開だった6月ごろでした。
目を閉じると、約40年前に訪れたラベンダー畑のあざやかな紫色がよみがえります。
人の名前はどんどん忘れても美しい景色というのは、脳裏に焼き付いているものなのですね。
富良野プリンスホテルにも泊まりました、現在は新富良野プリンスホテルに変わっていました。
どう変わったのだろう?
とにかく長い年月が流れているというのは確か。
昨晩見た北の国から初恋編も、亡くなられた方がたくさん出演されていました。
古尾谷雅人さん、地井武男さん、懐かしく拝見しました。
富良野に行っておいてよかったって思います、結婚後はかごの中の鳥でどこにも行けなくなってしまいましたから。
もう一度、あのラベンダー畑に行きたい。
もう一つ行っておいてよかった場所は塩狩峠です。
私は三浦綾子さんの小説が好きでよく読んでいましたが、その中でも塩狩峠や氷点が好きでした。
塩狩峠は実話を小説にしたものなんですが、クリスチャンである主人公が暴走した機関車を止めるために自らの身体の投げ出したのです、結果多くの人々の命を救ったのです。
高校生の頃読んで、感動しちゃいました。
確か映画にもなったはず、その舞台となった塩狩峠にもどうしても行ってみたかったのです。
漫画にもなっている塩狩峠
令和の時代の今、あのように自分を捨ててまでも、人々を助けるなんてことができる若者がいるでしょうか?
そういえば、娘と息子の中学時代の読書感想文はこの塩狩峠をすすめました。
二人とも読んで、ちゃんと書いていましたよ(笑)
いつかまた行きたい北海道、札幌で食べ歩きもしたい。
そして懐かしの礼文島にも行きたい。

いつ行けるかはわからないけれど、老後の楽しみとして生きる希望にもなります。