アラカン同僚が母親を亡くしたのは、今年の3月のこと。
自宅で母親を介護していたので、それはそれは大変で何度も早く介護を終えたいって思っていたそうです。
死んじゃえば?なんて言葉もでるほど、母親とは喧嘩ばかりしていました。
桜の花がさくころまでの余命宣告通りに、本当にこの世からいなくなってしまいました。
母親の介護でうつ病に?
アラカン同僚はうつになりかけていました。
母親がなくなって二か月は、寝てるか泣いているかのどっちかだったそうです。
うつ病にならなくてすんだのは職場に復帰できたこと。
そして飼い猫が6匹もいたからです。
自分にはやらなければならないことがある。
生きる目的をみつけたのです。
亡くなって4か月たちましたが、未だになんで母はいないの?と思い出して涙がでることはあるそうですが、元気に働いています。
芸能界でも親の介護を経験している人は多いです。
安藤和さんも実母の介護で、13年間うつ病を患っていたそうです。
50代前半から、自宅で実母の介護が原因で13年もうつから抜け出せないでいたそうです。
安藤和さんの著書では、うつから抜け出すまでの苦しかった生活がつづられています。
安藤和さんも母を心底憎み抜いて、トイレでも『クソババア、死ね』って吐き捨てるように言ったりしたそうです。
クソババア死ね!?
インパクトありすぎの言葉です。
母を嫌いになる、それを通り越して心底憎しみぬく。
介護を頑張りすぎた結果です。
安藤和津さんが、13年間苦しんでいたうつ病から抜け出せた理由は?
お孫さんの誕生で、灰色だった人生が、ピンク色になったと表現されています。
安藤和津さんのうつ抜けは、お孫さんの誕生だったのです。
長女の安藤桃子さん、次女の安藤サクラさんがあいついで結婚し、お孫さんが誕生してから人生が明るくなったそうです。
テレビを見ていて、心から笑えた時、黒いものがポンと出ていくのがわかったそうで、その時、治ったと実感されたそうです。
心の中の黒いもの、その感覚すごいわかります。
黒いものがある時というのは何をやっても楽しくないし、生きる目的もなくなってしまいます。
生きる目的、私の今の目的は働くこと。
スーパーで働くことが今の私の生きがいです。