老後を考える

60代をどう生きる?コロナショックを経験して価値観が変わった




父が還暦になった時に赤いちゃんちゃんこをプレゼントした記憶があります。
それでお祝いの食事会もした気がする。

あの頃の還暦のイメージは、お年寄りに突入するという感じでした。
あの頃の60代と今の60代はずいぶん違うような気がします。

今の60代は、みなさん若いですよね?

私も今年の秋には還暦となり、60代に突入します。

コロナショックを経験して価値観が変わったような気がしています

今年がこんなに大変な年になるなんて、誰が想像していたでしょか。
おそらく誰しもが、経験したことのない時間を過ごしたと思います。

私もそうです。
私の場合は、緊急事態宣言中もステイホーム週間もずっと仕事だったので、いつもの日常と変わらない生活をおくっていたのですが、コロナショックを経験して考え方や価値観が変わったような気がします。

ストレス解消や楽しみをどこに置くか?
コロナ前は、温泉にいくこと、友人とランチにいくこと、ライブに行くことが楽しみでありストレス解消でもありました。

それが全部できなくなった時にはショックを感じました。

緊急事態宣言が解除されたらやりたいこと
緊急事態宣言が発令されてから二週間が過ぎました。 残すはあと10日です。 最初は3密を避けてばかり言っていたので、3密じゃなければいいのだという間違った解釈をした方が大勢いたと思います。 だから郊外の海や山にでかけたり...

一か月前に書いた記事です。
緊急事態宣言解除を待ち望んでいたはず。

でも実際5月末に、緊急事態宣言が解除された時に、さぁ~でかけようという気持ちにはならなかったのです。

まだコロナウイルスが完全に終息していないということもあるけれど、もう以前の生活にはもどれないというあきらめとともに、自分の楽しみ方が変わっていたのです。

一つだけ実現したのは母の通院介助。

久しぶりの東京は何もかも新鮮でした。
母の通院介助でさえ新鮮に感じました。

そして7月には楽しみにしていた元NSPの中村さんのライブが二つあったのですが、それも中止になりました。
ライブに行くことだけが楽しみだと思っていたのに、中止になってもやっぱりねと言う気持ちが大きくそんなにショックは大きくなかったのです。

もうすぐやってくる60代をどう生きるか?

コロナを経験して変わった価値観や考え方、ひとりの時間が好きになりました。

ステイホームが慣れてしまったのか、家でまったりすごす時間が何よりも好きになりました。
どこかへでかけるのも一人です(買い物しか行っていないけど)

何かを楽しみに生きると、その時は本当に楽しくてストレス解消にもなるけれど、いつまでも続くものではありません。
たとえばライブに行くこと、楽しい時間は一瞬で終わってしまいます。
だから何かを楽しみに生きるのではなく毎日ストレスをためずに楽しく生きようという考え方に変わりました。

60代になったら、ますますストレスフリーな生き方をしたいです。

そしてもう一つはお金の価値観。
59歳で貯金なし、借金ありで、老後が不安になることがありました。
節約しなければなんて頑張っていたことも。

でもコロナショックがあって、人はいつどうなるかわからないって改めて思いました。
これから天変地異もあるかもしれないし、食糧危機もあるかもしれない。
そして再びウイルスが蔓延するかもしれない。

もしかして老後は来ないかもしれないし?
だから老後のことは心配しないことにしました。

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