専業主婦の友人と温泉へ格安一泊旅行をしてきました。
その友人とは、会社員時代からの30年以上の付き合いです。
一年に一回くらいは会っていたのですが、ひょんなことから温泉に行こうという話になりました。
友人との旅行は、実に30年ぶりです。
つもる話は山のようにあり、楽しみにしていました。
ところが・・・
専業主婦の友人に、イライラしてしまいました
息子が同年代ということもあり、つい子供の話になりました。
今時の大学生です。
何がやりたいかわからないけど、なんとなく大学に行きたいと言い、推薦入学で福祉系の学部に進んだそうです。
そして研修研修に明け暮れた夏休みだったそうですが、なんと福祉の仕事だけはしたくないと言っているとか。
研修先の老人ホームで、失望したということでした。
びっくりしたのは自宅にいながら、ひと月に10万円の奨学金を借りたということ。
年間120万です、4年間で借りる奨学金の総額は480万円になります。
奨学金は借金ですよ!
なぜ、そんな大きな金額の借金を子供に背負わせるのかが疑問でした。
福祉の大学に進み、専門の勉強をして、それで介護業界に進みたくないということを受け入れる親。
そして大学3年の今、まだ何がやりたいのかわからないという。
奨学金は子供自身に返済させるつもりだけど、旦那さんの退職金で助けてあげることも決めているそうです。
本当に甘いなと思いました。
甘いと思ったのは他にもあり、21歳の息子のスマホ代を月1万円、そして自動車の教習所代30万をだしてあげたとか。
その話を聞いて、私は息子が不憫に思えて仕方ありませんでした。
スーパーの品出しのアルバイトの他、時間がある時は派遣バイト、そして今度は家庭教師のアルバイトも始めます。
自分のお小遣いは自分で稼がなければならないし、来年には免許がとりたいからとお金を貯めるためです。
専業主婦の友人にイライラしたのは、その格差から?
それもあると思います。
貧乏人のひがみというヤツです。
でもイライラしたのはそれだけではありません。
友人は、ありとあらゆることを私に依存してきました。
まずホテルの予約。
どうやって行くか?
あげくに美味しいお店は?
おすすめのお土産は?
すべて私に依存してきました。
スマホを持っているのだから、ググればわかることを何でも聞いてきました。
そして、ムカッときたのは、今度は旦那さんに連れてきてもらうという言葉です。
連れてきてもらう?
子供じゃないでしょ。
この人、60近くなって全然自立していないと思ったのでした。
こういう人は、旦那さんがいなくなったら、大変だろうなと思いました。
心の中ではイライラしつつ30年ぶりの友人との旅行でしたので、表面上はうまくやりました。
そしてボロいアパートのわが家に帰ると、やはり家が一番だと思いました。