読者の皆様、こんばんは。
今日は、仕事帰りに歯医者へ行ってきました。
奥歯二本がグラグラしていたのです。
これはもしかしたら、歯周病かもと思いつつ、歯医者に行く時間もなかなかなくて、放置していました。
ついには歯茎が腫れて痛みも出てきたので、歯医者へ行ってきました。
貧乏だから歯医者に行けなかった、そんな時代も確かにありました
夫と同居中は、無保険の時代がありました。
(ちなみに今も夫は無保険です)
夫は自営業だったので、国民健康保険だったのです。
本当に家計が切迫していて、国民保険料15000円も払えず、滞納ばかり。
病院へ行かなくてはならない切羽つまった時に、滞納分を少しだけ払い、国民保険課に事情を説明して仮の短期保険証を出してもらったこともありました。
たとえば、子供がインフルエンザにかかった時とかです。
ちょっとやそっとの風邪くらいでは、病院に行かせてくれませんでした。
みじめでしたし、いつ大きな病気になるかわからないし、怖かったです。
子供を守るために、世帯分離をし、私が世帯主となり、今の職場の社会保険に入り、めでたく保険証を手にした時は、本当にほっとしました。
自分たちだけ守りやがって!
自分たちだけ助かりたいのか!
夫にはいつもそのように言われていました。
助かるとかいう問題ではなく、無保険なんてありえない話でした。
ちょっとくらいの風邪なら、寝て治す。
子供たちはそれが当たり前だと思うようになっていたと思います。
(貧乏がしみついてしまったと思います)
私も、ギリギリまで我慢をしてしまう、そんな癖がついていました。
そして今日、やっと歯医者へ行き、入れ歯をすすめられました。
やはり歯周病ということで、グラグラしている二本の奥歯はもう抜くしかないと言われました。
歯周病の原因は、歯についてしまう歯石です。
歯石は、歯磨きだけではとれないそうで、定期的に歯医者に行き、歯石をとってもらえば、手遅れになることもなかったかもと後悔しました。
50代で入れ歯?嫌だなぁと思いました。
50代で入れ歯とは早すぎでは?と思ったのですが、早い人は30代からいるそうです。
入れ歯と言っても総入れ歯ではなく、二本だけの部分入れ歯になります。
そして入れ歯の説明を受けました。
本当の歯茎のように見えるピンク色の入れ歯は、保険がきかないので20万以上かかると言われ、保険がきく入れ歯は、金属がついたガチャっとはめるタイプだそうで。
20万も入れ歯にお金はかけられません。
保険がきく方でと即答したのでした。
夫は、病院が嫌いでした。
貧乏で保険証もないからという理由が大きいですが、歯医者へも行きませんでした。
痛くても腫れても、グラグラしても。
そして歯は、どんどん抜けていき、最後は前歯一本だけになりました。
ご飯は歯茎でかんで食べていました。
今は、その一本もぬけているかもしれません。
最後まで読んでくださりありがとうございました。