母子家庭の暮らし

一人で食べるおせち料理も、お雑煮も美味しくなかった




読者の皆様こんばんは。
娘の所に二泊して、今日帰宅しました。

世の中、景気がよくなっているのでしょうか?
福袋をいくつも持った人が、とても目につきました。

景気がよくなったというより、もしかしたら格差が広がっているのか。

お金を持っている人と、持っていない人の差です。

私は、持ってない方ですが、それなりに楽しいお正月を過ごしました。
娘の所で、癒されてきました。
お正月も今日で終わり、明日から仕事です。

帰宅すると、息子がポツリとテレビを見ていました。

部屋で勉強しているのかと思いきや、やはり誘惑には勝てなかったようで、私がいない間はテレビ三昧だったようです。

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一人で食べるおせち料理も、お雑煮も美味しくなかった

と言いました。

そりゃそうだ、おせち料理も、お雑煮も、どんなごちそうも一人ではわびしいだろうなと私も思っていました。

でも今回の年末年始は、息子が一人にしてくれというたっての希望を聞いてあげたのです。

楽天から届いたおせち料理を半分にし、半分は息子のためにおいていきました。
お雑煮も、煮物も用意しておきました。

それを一人で食べ、あとは勉強三昧のつもりだったのだろうと思います。

ところが、現実はそういうわけにはいかなかったようで。

一人で年越しをし、だんだん寂しくなって、気がへんになりそうになり勉強どころではなくなってしまったということでした。

私は、娘の所で、とても楽しいひと時を過ごしてきたので、息子へはとても申し訳ない気持ちになりました。

とりあえず、冷蔵庫から野菜をとりだし、八宝菜を作って息子に食べさせました。
息子はぱくついていました。

18歳、大人のようで、まだ子供なんだと、思いました。

この三日、まったく勉強していなかったようで、焦りの気持ちもピークのようです。
私は、受験生を置いて、東京へ行ってしまったことを少し後悔しました。

でも、後悔しても、すぎてしまったことを言い続けても仕方ないので、見守ることにしました。

そして娘に言われた言葉を思い出しました。

「K(息子のこと)は気が小さいんだから、プレッシャーを与える言葉をいってはだめだし、少しは気晴らしさせてあげて」

その通りだと思いました。

一人でお正月を過ごし、一人で食べたおせち料理とお雑煮は美味しくなかった、そして一人はこんなに寂しいものだとは思わなかった

親父は、どうして平気なんだ?
何年もお正月を一人で過ごしている親父は、さびしくないんだろうか。

息子は、孤独感を味わい、自分の父親を思っているようでした。

まだ同居していたころも、夫はいつも、お正月は一人で過ごしていました。
私の実家に共に行ったということは、一度もありませんでした。

一人で過ごすお正月が好きで、一人でおせち料理やお雑煮を食べるのが好き、夫はそんな人でした。

夫は一人でも平気な人で、一人で生きていける人だったのです。

今日、息子から一人は寂しかったという本音を聞いて、ホッとしている自分がいました。

夫とは違うんだ、息子は夫とは違う人生を歩んでほしいと思います。

今、また部屋に入り、勉強を始めました。

(´▽`) ホッ

最後まで読んでくださり、ありがとございました。

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