老後を考える

 母が嫌い、母に優しくできない!寂しい新年会




読者の皆様、こんばんは。
今日から仕事、朝、起きるのがちょっとつらかったです。

職場についてしまえば、普通に仕事モードに切り替わることができました。

今日は、すき焼き用のお肉や、お寿司がよく売れました。

まだ三日、世の中、まだまだお正月気分なのですね。

昨日、兄のお店へ、毎年恒例の新年会に行って来ました。

母が嫌いな兄妹が、集まったなんだか寂しい新年会でした。

母はすごく楽しみにしていました。
みんなに会えることを。

実家を売却してから、兄のお店で新年会をやるようになりました。

兄も妹も、たぶん私も、母には優しくできませんでした。

みんなに相手にされない母。
だったらなんで集まるのでしょう。

私たちを、育ててくれた母です。
母には恩返しをしなくては・・

そんなことみんなわかっていると思います。

なのに優しくできないのです。

妹夫婦が、母の高齢者住宅へ車で迎えに行きました。

車の中で、高齢者住宅の他の人たちの悪口をずっと言っていたそうです。
同じことを何回も繰り返す母に、妹のイライラは最高潮になりました。

そしてお店につくなり、今日はお母さんの面倒は、あんたが見てねと私に頼んできました。

うんわかった、そう返事して私は母の隣に座りました。
その隣には、私の娘が座りました。

ビールで乾杯、おせちや煮物をつつく。

そんな時も、誰も母には話しかけません。
母は、ただ食べて続けていました。

私はなんて、寂しい新年会だろうと思いました。

せっかく母を連れてきたのに、母を無視して、会話は続きました。

兄嫁は、若い時、母とさんざんバトルを繰り広げていました。
気が強い母と兄嫁はよく言い合っていました。

なので、他人であるお嫁さんが母を嫌いになるのは、仕方ないと思います。
でも、兄は、なぜ母を嫌いで、母を無視するのか。

兄は、長男だからと言われ続け、つぎたくないお店を継いで、世間体ばかり気にする母が嫌いだったのです。

そんなこと知る由もない母は、相変わらず、息子(兄)が大好きです。

そんな新年会でも、母は喜んでいました。

昨年秋、兄の長男に赤ちゃんが生まれたのです。
ひ孫に初対面できました。

長生きしてよかったと、涙を流して喜んでいました。

高齢者住宅に住む人々は、年末年始だけ、家へ帰るのを楽しみにしています。
母は、誰も迎えにこないと知ったらどれだけ嘆くことでしょう。

職員や、そこに住む高齢者たちへの、世間体もあります。

誰もこない、誰も迎えにこない。
それがみじめなことだと考えてしまいます。

そして妹の旦那さんへの、世間体もあると思います。

兄が会いに行かないこと。
母をほったらかしなこと。

妹の旦那さんは、それを疑問に思っていると聞きました。

だからいやいやでも母を連れ出して新年会をするのだろうと思います。

もしかしたら、母に一番優しくしているのは妹の旦那さんではないかと思います。

昨日、私はつくづく思いました。
子供に嫌われ、子供に迷惑をかけるくらいなら、長生きはしたくないって。

母は、認知症がすすんでいます。
いつか私たちのこともわからなくなると思います。

私は、今日になって、なんでもっと優しくしてあげなかったのかと後悔していました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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