カレンダーを見ると、残す所あと三日。
12月は、特に時の流れが早く感じました。
今月、一番楽しかった日は、孫と都庁に行った日。
この日から、孫には会ってないし、娘も息子もほぼ連絡なし。
二人とも忙しいのだと思います。
いつもと違う年末
ひとり暮らしになって4回目の年末、もう一人には慣れたはずなのに。
寂しくて仕方ないのです。
あんな夫でも、今は、あーもうこの世にいないんだなと、良い時代の夫を思い出してばかりいます。
今日も、仕事帰りに元わが家により、郵便物をチェック。
一通だけ某信用金庫から、定期預金のご案内が来ていました。
そして今更だけど、郵便ポストに貼ってあった夫の名前をはがしてきました。
この夫の名前は私が書いたもの、もう20年前くらいです。
はがしてから、ちょっと後悔、ここは空き家ですよ~と教えてしまうようなものだから。
庭は、落ち葉が積もっていて、大げさでなく3センチくらいになっていました。
誰も掃いたり、捨てたりしないとこうなってしまうのは、あたりまえだけど。
夫が乗っていたトラック
最後の一年は、トラックで車上生活していたようです。
私が、一番恐れていたのは、トラックの中でなくなり、誰にも発見されないこと。
その確率は高かったけれど、亡くなる一か月くらい前からは、家に帰っていたようで、最後は大好きな自分の家の居間で息絶えていました。
2トントラック、夫はたぶん中古で購入した思うけれど、いくらで買ったんだろう?
大事な仕事道具でした、何回も修理したようで、その領収書がたくさん出てきました。
夫が亡くなって、すぐにしたのはこのトラックを手放すこと。
東京の業者が、すぐに査定に来てくれて、10万円と言われました。
庭にドーンとあり邪魔だったので、すぐに引き取ってもらいました。
車検は、亡くなったと推定される一日前に切れていたし、自動車税も未納でした。
それでも、10万円で引き取ってもらえてありがたかったです。
今頃、整備されて、もう誰かの手に渡っているだろうか・・・
寂しくても、生きていかなければ。
寂しくて仕方ない時に、某サイトである記事を読みました。
夫が亡くなったばかりの未亡人の記事で、やはり私と同じように「もっと優しくしてあげれば良かった」と後悔ばかりだと。
その後、思い切っておひとり様専用ツアーに参加して、思いのほか楽しかったそうで、これからおひとり様専用ツアーにはまりそうだと書かれていました。
寂しい寂しいとばかり言っていないで、私も来年は、出会いを求めたり、旅をしたいって思いました。