今日は、寒さも一休み、日射しが暖かい一日でした。
今年も、たくさんの芸能人が亡くなりましたが、やはり衝撃的だったのは、中山美穂さん。
まだ54歳の若さで、不慮の事故で亡くなってしまうとは、悲しすぎます。
お子さんを捨てたという報道があり、それを信じていましたが、事実は違ったようです。
亡くなった後、再会できたそうですが、亡くなった後というのが悲しいです。
以前、見たことがあったのですが、また中山美穂さん主演の映画を見ました。
おひとり様が、認知症になってしまったら?
「蝶の眠り」という映画です。
この映画にはそのヒントがありました。
中山美穂さんが主演で、アルツハイマー型認知症になってしまう作家を演じていました。
自分の母親と同じように、アルツハイマー型認知症になったことを知った主人公は、着々とその後、どう生きていくかを準備します。
徐々に自分自身が壊れていく苦悩もよく描かれていました。
美しくて才能のある作家ですから、アルツハイマー型認知症が発症する寸前に、年下の韓国人男性と恋に落ちます。
認知症が進行していき、年下の恋人のことも忘れてしまいます。
そして自分の認知症が進行したら、施設に入れるように手続きを進めていきます。
何もわからなくなった時は、そこに連れて行ってほしいと、離婚した旦那さんにその願いをたくしていました。
その施設が老人ホームなのか、特養なのかは映像を見るだけでは、わかりませんでしたが、とても素晴らしい環境なのです。
自然に囲まれていて、時間が静かにひっそりと流れる空間でした。
お金に余裕があったら、事前に施設に入る準備をしておく。
これ理想的だな~と思ったのです。
誰にも迷惑をかけることなく、人生最後の時間を過ごす場所を準備しておく。
この映画の最後の場面は、もう何もわからなくなった主人公が車いすに座り、自然の中にいました。
その顔がとても穏やかだったのが印象的でした。
この蝶の眠りという映画は、アマゾンプライムで見れます。
中山美穂さん、美しいまま永遠に、視聴者の記憶に残ると思います。