スーパーという業界は圧倒的に女性が多い女の職場です。
悩みの原因で、一番多いのが人間関係の悩みだと言われています。
女性が多いからこそ、人間関係の悩みはつきません。
私は2007年から働いているのでもうすぐ丸16年になります。
人生の中で、こんなに長く働いたのは初めてです。
辞めようと思ったことは、もう数えきれないくらいあるけれど、70歳まで働くことはできるのか。
何よりも社会保険に加入していることが大きい。
62歳の転職で、これから社会保険に入るのは難しいと思うのです。
だから辞めれません。
因果応報、私をいじめていた60代先輩が、後輩からいじめにあっていた
先日、60代先輩がすごいきつい言い方で40代女子2人に、怒られていました。
「こんなこともできないの?」
「何回教えたらわかるの?」
たまたまその場に居合わせたのですが、びっくりです。
先輩に聞くと、いつものことなんだそうです。
仕事のミスをみつけてはつっついてくるらしい。
先輩はとても辛そうでした。
これはいじめなんじゃ?と思いつつ、過去のことを思い出しました。
この先輩に私はさんざんいじめられました。
先輩は60歳で定年退職した後、少ししてからパートで再雇用されたのです。
社員の時はそれはそれは怖ーい先輩として有名で、お店の裏に呼び出されてビンタをくらったパートさんもいました。
先輩が戻ってきた時、いい気持ちはしなかったけれど、ブランクがあったせいなのか年をとったせいなのか全く仕事ができない人に変わっていました。
レジの機械も自動となり進化しています。
その進化についていけないみたいで、なかなか覚えられないようです。
因果応報と言う言葉があります。
因果応報とは、仏教の言葉で、良い行いか悪い行いかによってそれにふさわしい報いが現われることを言います。
因果応報と同じような意味の言葉が聖書の中にもあります。
悪い種をまけば悪い実を刈り取ることになり、良い種をまけば良い種を刈り取ることができるというもの。
つまり悪いことをしたら、自分にも同じようなことが降りかかってくる、良いことをしたら良いことでかえってくるというような意味です。
私は先輩を見ていて思いました。
さんざんパートさんをいじめてきたから、自分にかえってきてるって。
ざまあみろ?そんな風には思いませんでした。
先輩の今の仕事ぶりは、脳の老化によるものだと思ったからです。
脳の老化、痛いほどわかります。
きつくしかっていた40代二人も、年をとってできなくなることが増えていきます。
いじめという種をまいたのだから、いつか刈り取ることになるのに~と心の中で思っていました。