熟年別居

WBCスタート!テレビを見れなくなった夫を思う、あんなに野球が好きだったのに。




本日、ワールドベースボールクラシックがスタートしました。
すでに大谷選手フィーバーで、日本中が盛り上がっでいるようですね。    
まさにスターとは、彼のような人を言うのだと思います、何もかも完璧!    

でも見えない所で、人並み以上の努力をしているのかもしれません。

野球が、何よりも好きだった夫

WBCは、四年に一度開催されますが、四年前を思い出してみると、息子と古いアパートに住んでいて、私はリビングで、息子は自分の部屋で見ていました。

さらに、その四年前は、まだ夫と暮らしていました。
WBCを一緒に見た記憶はないけれど、野球が大好きだった夫は、夢中になってみていたに違いありません。

テレビは、居間に一台あるだけで、夫が帰宅すると、そのチャンネル権は夫が握っていました。
私と子供たちは、二階の子供部屋でゲームをしたり、本を読んだりして過ごしてました。

夫は、幼い時から野球少年で、県の大会に出たこともあったそうです。
息子が小さい時は、野球を教えて、将来はプロ野球選手になんていう夢を語っていました。
それが、今は一家離散です、自分のせいでこうなったことなど、全く気が付いていないと思いますが。

テレビを見れなくなった夫

1月、ケーブルテレビの営業マンから、私に電話がありました。

夫の月々の支払が滞っているという、そして夫に電話をかけると、切られてしまうということでした。

ついに来た、別居中の夫の○○費の督促電話、なんで私に?
青空を見上げながら、今日も教会へ行ってきました。 体調を崩している教会員が多く、今日はとても少ない人数でした。 帰宅後、確定申告の準備をしようと思ったけれど、どうもやる気がしなくて、ベッドでゴロゴロしていました。 しば...

その後、再び営業マンから電話があり、支払ってくれなかったので解約となったことを知らされました。
ついに、テレビも見れなくなった夫は、今回のWBCも見れないと思います。

本人も、こんな老後が待っていたとは、思っていなかったでしょう。
今は、車の中で生活していると聞きました。

何を楽しみに、何を考えているのか、さっぱりわかりません。
ただ、可哀想な人だと思います。

電話はこちらからは、かけません。
かかってきたら対応するだけです。

できれば、静かに暮らしていたかったけれど、やはり関わらずにはいられないと思います。

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