老後貧困

定年後も働く理由、一番は年金が少ないから




定年退職の年齢がどんどん伸びています。
少し前に70歳定年が、あたりまえの時代になると言われ、さらには75歳になる可能性もゼロではないという説が出てきました。

私の職場も65歳定年制度がなくなりました。

70歳まで働くという新たな目標もできたけれど、気力はあっても身体はズタズタ、脳は老化の一途をたどっています。
75歳まで働くなんて到底無理だと思います。

定年後も働く理由

私の職場でも65歳をすぎても、働き続けている方はたくさんいます。

・定年後も働く理由
それぞれ理由は違うかもしれませんが、一番多いのは、年金だけではやっていけないという理由です。

とくに長い間、国民年金だった方は、ひと月6万にも届きません。
6万円では、いくら持ち家があったとしても生活は苦しいと思います。

お金があっても働くという方もいます。

・家にじーさんと二人でいても息がつまるから。
・働いていないとボケるから
・親の介護の息抜き
・猫の餌代を稼ぐ
・仕事が好き

こんな理由です。

私の叔父は、定年を機に、仕事をやめ、認知症になってしまいました。
とにかく仕事人間だったので、定年をして仕事を辞めたら何をしていいのかどう過ごせばいいのかわからなくなり、会うたびに老け込んでいきました。

仕事が生きがいだった人は、定年後、要注意だそうです。
脳というのは、つかわないとどんどん老化していきます。

叔父さんの家は、資産家で、お金がありましたが、最期は認知症になり、老人ホームで亡くなりました。
とても寂しい最期でした。

私の場合は、年金も少ない、貯金も少ないという二重苦です。
65歳で定年して、老後はのんびり過ごすという選択はできません。

なんで、こんな人生になっちゃったかなと思うこともありますが、
人生プラスマイナスゼロの法則が本当ならこれからはプラスに転じてほしいとひそかに願っています。

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