おひとり様の老後

あー疲れた、65歳まで働くなんて絶対無理




今朝、起きたら身体が重くてだるい。
スマホのアラームを無意識に止めて、30分ほどウツウツしてしまいました。

休みたい!熱を測ってみると・・36.5℃、思い切り平熱です。
仮病を使って休むのは、気が引けるし、シブシブと仕事に向かいました。

午前中はサービスカウンター、午後はレジ業務でした。
ペイペイ、クイックペイ、地域商品券、ギフト券などにさまざまな支払い方法に、シニアパートさんたちは脳が大混乱です。
私もです、なかなか覚えられないのは、どの券とどの券が併用できるかということです

同年代の男性のお客様に、大変だねー覚えることたくさんあってとなぐさめの言葉をいただきました。
日に日にできなくなることが増えていくことを実感しています。

お昼休みに、ずっとレジに入っていた56歳のパートさんと休憩室で一緒になりました。

あー疲れた、65歳まで働くなんて絶対無理ですよね?

56歳パートさんは、私に同意を求めてきました。

「何を言っているのよ、まだ56歳、全然いけるでしょ?」と私は笑いながら話を濁しました。

心の中ではは、こっちは65歳どころか75歳まで働くつもり、無理とか言ってられない。
いいよね~旦那さんがいる人は、子供も助けてくれるみたいだし、と思っていました。

一か月くらいお休みしようかなーなんて、お気楽な言葉も飛び出しました。
生活がかかっていないから、そんな気楽な言葉が出てくるのでしょう。

やっぱりうらやましいです、旦那さんもいて、お子さん5人は社会人で食費を家にいれてくれているそうです。
家にいてもひまだから働くなんて言葉も、以前聞いた気がします。

この違いは何なんだろう?

私は前世で悪行を働いたからこんな苦労の多い生き方になったの?って、時々思います。

職場で私が別居中のおひとり様であることを知っている人は、ごくわずかです。
旦那もいて、一戸建ての古い家に平和に暮らしているパート主婦だと思っている人がほとんどです。

常連の仲がよいお客様も、私は夫と暮らしていると思っているようです。

実際の所は、パートを辞めたら食べていけないおひとりさまです。
あとがありません。
誰も助けてくれる人はいないし・・・

帰りのバスでは、爆睡。
自炊する元気もなく、今日も冷凍食品の上海焼きそばを食べました。

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