熟年離婚

60代パート主婦、働かない夫と離婚を回避した理由




横須賀は夜になって雨が降ってきました。
朝晩はめっきり涼しくなりましたね。

今日は、職場の60代後半の先輩パートさんの話を書きます。
勤務40年の大ベテランですが、とても苦労をしています。

60代の働かない旦那

旦那さんは自営業です。
なので定年はないのですが、仕事に波があり、仕事がない時は、昼間から飲んでいるそうです。

仕事がないから飲む、飲むからお金がなくなるの悪循環で、40年間やってきたとか。

持ち家はありますが、ナント築100年、
いつどこが壊れるかわからない恐怖とたたかっているそうです。

トイレでも、外壁でも、どこか一つでも壊れても、修繕費などないといいます。
住めなくなるのも時間の問題と嘆いていました。

自営業だったので、年金は手取り50000円代。
それがほとんどアルコールで消えてしまうとか。

40年そんな状態が続き、離婚も何度も考えたそうです。
一か月、子供を連れて実家に帰っていたこともあるそうです。

60代パート主婦が、離婚を回避した理由

でも、結局は離婚を選択せず、3人の男の子を育てあげました。
まともに働かない夫、自分のパート給料をあてにしていた夫、それでも離婚を選ばなかったのはなぜでしょうか?

3人の子供のためだそうです。
男の子3人連れての離婚は、並大抵のことではないだろうと考えて、我慢することを選びました。
男の子3人、とにかくすごい量のご飯を食べたそうです。

働かない父親を見て、育ったせいか、3人ともそれぞれの職をみつけて、バリバり働いているそうです。
3人とも結婚して、孫が6人ひ孫が2人います。

義父母の介護もしていましたが、、二人ともすでに亡くなっています。
60代後半パートさんが、いつも話していたのが、この職場が逃げ場所だったということです。

朝8時から17時までの長時間パートで、週5日勤務です。
それを40年も続けてきました。
(すごいと思います)

育児に関しては、夫も義両親も協力してくれていたようですが、パートで働いている時間が唯一心が休まったと話しています。
今は、旦那さんと二人暮らしですが、離婚しなかったことに後悔はないそうです。

そのパートさん自身も、とにかく飲むのが好きです。
白いご飯は食べなくても飲む方が優先と言っていて、そのせいかガリガリに痩せています。
67歳で、現在も8時から17時まで働いています。

レジは苦手だそうです、やはり足が痛くなるのと、機械操作が難しくなってきたからです。

彼女の話を聞いて、お酒をたしなむということで、上手にストレスを発散してきたのかと思いました。
旦那さんは同い年ですが、年金もらいつつ、現在も自営業を続けています。

子供3人がちゃんと育ち、家庭ももてたこと、何よりだと思います。

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