アラカンのつぶやき

亡くなった娘のためにおひな様を飾る、もう帰ってこないとわかっていても。




明日は3月3日、ひな祭りですね。
ひなあられは売り切れるほどの人気でした。
そして桜餅もよく売れていました。

はまぐりと、ちらしずしの材料を買われた親子がいました。
1日早く、ひな祭りのご馳走を食べるのでしょうか。

ひな祭りは、女の子の健やかな成長を祈る節句の年中行事です。

もういない娘さんのために、おひなさまを飾る

先日、自〇をしてしまった同僚の姪っ子さん。
母親は、供養のためにとおひな様を飾ったそうです。

子供に先立たれるほど悲しいことはない、朝から訃報を聞いて戸惑う
天気予報より早めに、雨が降り出しました。 今日は、濡れないように商店街を通って帰宅しました。 今日は、たくさんミスをしました。 こんな日に限って、私の苦手なラッピングの依頼が次から次へときました。 果物の包装も、ビー...

供養のために?本来は健やかな成長を祈るためなのものなのに。
同じく娘を持つ親として、せつなくなります。

一人っ子だった娘さん、東京で借りていたアパートの片づけは、父親が一人でやっているそうで、それもまたせつない。

23歳の娘さんは、〇にたいが、口癖だったそうで、亡くなる少し前にも、〇にたいと電話をしてきたそうです。
「そんなこと言わないで、つらかったら帰っておいで」と返事をしたけれど、本当に亡くなってしまうなんて、まったく思っていなかったそうです。

〇にたいが口癖になっていたから、死神が迎えにきてしまったと60代同僚は、悲しんでいます。
もう帰ってこないとわかっていても、悲しみと後悔の念は日に日に増していく。

私も、過去に〇にたいと思った時期がありました。
その時は、早く天国に行きたいという言い方をしていたから、死神は現れなかったのか?
今は、貧乏な一人暮らしですが、それなりに充実しているし、生きていてよかったと思っています。

わが家のおひな様は、もう15年近く押し入れの中です。

娘が中学生の頃までは、毎年出していたのですが、別居中の夫がなんでも破壊するようになっていったので、壊されても困るとしまったままでした。
娘は、両親にとっては唯一の女の子の孫でしたので、生まれた時はすごく喜んでくれて、初節句の時に親王飾りを買ってくれたのです。

何年も真っ暗な押し入れの中にしまったままのおひな様、両親にも申し訳ないと思うし、おひな様にも、出してあげれないでごめんなさいという気持ちでいます。

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