今日も秋晴れ、半袖で過ごしました。
帰宅後、テレビを見てもユーチューブを見ても、面白くない。
本を読もうと思ったけれど、目がショボショボして字がぼやけてきます。
自分の過去記事を読んでみた。
昨年の4月に書いた記事です。
あの時は初めての緊急事態宣言で、医療従事者とエッセンシャルワーカー以外は、ほぼお休み、学校も休校で、電車もバスもガラガラでした。
緊張感がある緊急事態宣言でした。
最近は、もう緊張感まるでなし、どこが緊急事態宣言なの?という感じでした。
ついに緊急事態宣言が解除され、感染者も減ってきました。
さぁ遊ぼう!でかけようと張り切っている方、たくさんいるんでしょうね・・・
私は緊急事態宣言が解除されたら、何をやりたかったんだろう?と自分の記事を読んでみた。
その記事を書いたのは一年半前です。
まず温泉に行きたい、すごく行きたかったはずなのに、今はもう温泉に行く気分ではないんです。
パンケーキを食べに行く、これもずっと食べたかったもの、でも今はコンビニのスイーツで充分です。
緊急事態宣言が解除されたらやりたいこと、3番目。
母に会いに行く。
この文字を見ただけで、また涙腺が崩壊しました。
母はもうこの世にいないので、会いにいけません。
寂しさは徐々に薄れてきたと思っていたのですが、やっぱりだめ。
コロナが収束したら、またラーメンを食べにいこうと、あの頃母と話していたのです。
外食がしたいって言ってたのに。
コロナが収束する前に、いなくなっちゃいました。
母に会いにいく、孫に会いに行くが私の休日の楽しみであり、ノルマだったのです。
母が5月に特養に入った時も記事を書いていました。
きれいな個室で、窓からは公園の緑が見えました。
入居の日にその個室に入ってから、面会禁止となり、再び入れた日には、母は息を引き取ったあと。
4か月後にこんな日が来るなんて思っていませんでした。
コロナでなかったら、母の最期の日々を看取ることができたのにと思うと、また泣けてきちゃいます。
どんな母でも、母を亡くすというのは耐えがたい喪失感です。
今年は静かな秋を過ごそうと思う。