読者の皆様はフェイスブックを利用していますか?
私は数年前に登録して、始めたばかりの頃は、いろんな名前検索をしてみました。
(最近はフェイスブックを開くことも少なくなりましたが)
女性は結婚して苗字が変わるので、中高時代の友達の名前を入れても出てこなかったのですが、男性は意外と本名で登録しています。
最初にみつけたのが高校時代に片思いだった同級生、おもかげはあったけれどすごく太って別人でした。
奥さんも高校時代の同級生ですが彼女はとてもきれいに年をとっていて、お子さんは3人、幸せそうな写真がアップされてました。
そして次は、27年前に、別れた人を検索してみました。
いつも、どうしているか、元気だろうか、どんな年の取り方をしているのだろう等々
思いめぐらしていたのです。
私が婚期を逃しそうになったのは彼が忘れられなかったから。
けっきょく焦って結婚し失敗しちゃいましたが。
私を捨てた彼を、フェイスブックで発見!
その人の名前を入れたら、出てきました。
第一印象。
えっ~~~~~!でした。
髪型は変わっていなくて、長髪のボウボウ頭なのに、半分以上が白髪になっていました。
銀縁のめがねもかけていました。
そうそう、27年前、いつも目を細めて、本を読んでいたっけ。
やっぱり目が悪くなったんだ。
彼は現在62歳、娘さんが一人いるようです。
初老という言葉がぴったりの男性になっていました。
会いたいとか、まだ好きという感情は全くなくて、とても懐かしい気持ちになりました。
大好きな人だったけれど、結果的に、私はふられました。
彼は親が決めた人とお見合いし、結婚しちゃったのです。
(俗にいう政略結婚?!)
私は父が食堂経営というあまり裕福な家庭で育ちませんでした。
彼は、父親が会社経営、兄が官僚というエリート家庭に育っていました。
あまりにも家庭環境の違っていたので、結婚してもうまくはいかなかったかもしれません。
親が決めた人生のレールから外れることもなく、親に従う生き方を選んだ彼ですが、きれいな娘さんの写真もアップされていました。
幸せに生きているのだと感じました。
フェイスブックでみつけた、私を捨てた彼、見ない方がよかった?
最初はあまりの変わりようにショックを受けたけど、それはお互いさまで、たぶん町ですれちがっても私のことはわからないかも。
いい思い出として、心の中にしまっておきます。
別れても好きな人を歌っていた、シルビアさんは、離婚してシングルになり、息子さんを残して、天に召されてしまったことを思い出しました。
無念だったろうな・・・。
22歳の別れ、この歌もよく聞きました。
昭和の時代が懐かしいです。