緊急事態宣言が、延長される方向で協議されているようです。
私の住む横須賀でも、居酒屋などでは2月7日まで臨時休業の所が多いです。
夜の営業ができないとなれば、休業にした方が赤字が少なくてすむからなんですね。
もう一か月延長されるとなると、経営の方は大丈夫なのかと心配になります。
私の兄も飲食店を経営していて、兄が三代目になります。
コロナで資金繰りが大変な時もあったようです。
昨年の緊急事態宣言中に書いた記事ですが、その頃からずっとお店を続けていくのはもう無理かもという話を聞いていました。
ところがです。
大きな声で言えませんが、飲食店経営の兄は車を買いました。
資金繰りが大変なのでは?
父から受け継いだお店がつぶれるかもしれない等々心配していたのです。
現に雇っていたパートさんは全員やめてもらい、テイクアウトや配達もはじめて生き残りのために必死のように見えました。
ところがそんな状態で車を買う?
目が点になりました。
兄の口から直接聞いたわけではありませんが、時短要請協力金のおかげでかなり潤っているのではないかと思ったのです。
メディアではあまり取り上げれてはいませんが、弱小飲食店の経営者はコロナバブルだとかコロナがずっと続いてほしいと話す人もいるようです。
時短要請協力金は一日6万支給されています。一か月にすると実に180万円になります
これは経営者一人の小さなお店でも、従業員を何人もつかう大きなお店でも同じ6万円支給なので、不公平だと言っている人も多いそうです。
兄は食堂を経営していて、コロナの前はいくら売り上げがあったかは聞いたことがありませんが、薄利多売だったのでそんなに利益があったように思えません。
なので、大きな声では言えませんが、兄のような弱小飲食店の経営者たちは内心ウハウハなのではと感じています。
もちろん兄は私と妹には、コロナで大変だ、資金繰りが大変だとしか言いません。
協力要請金で助かっているなんてことも言いません。
だけどそのような状況で、車を買う余裕があるということ。
これはやはり資金繰りが潤っていると勘ぐってしまいます。
緊急事態宣言が一か月延長で、内心喜んでいる経営者もいるということです。
実際、一日に6万円ももらって、もらいすぎだと話している経営者もいると聞きました。
税金を使っての時短協力要請金です。
コロナ収束後に、どれだけの増税が待っているのかと思うと、怖くなります。