老後を考える

サービス付き高齢者住宅で、孤独死




あさっては母の日なので、サービス付き高齢者住宅に住む母へカーネーションを送りました。

兄も妹も、たぶん無視を決め込むと思う。
そう思うと、なんだかかわいそうになり、義理で送っておきました。

先日、同僚のお母さまが92歳で亡くなりました。

サービス付き高齢者住宅で、孤独死です。

サービス付き高齢者住宅に入居し数年、同僚のアラカン女性は月に一回は会いに行っていました。

92歳でも、認知症にならず頭はしっかりしていたそうですが、身体は不自由になりほぼ寝たきりだったそうです。

「母が、高齢者住宅の部屋で、亡くなっていたの。」

同僚にそれを聞いた時は、ちょっとショックでした。
自宅で孤独死ならわかるけれど、サービス付き高齢者住宅でも孤独死はおこるのだと思ったからです。

朝、朝食を届けにいったら、すでに冷たくなってそうです。
夜中にひとりぼっちで旅立ってしまったということでした。

アラカンの同僚はケロッとしていました。
92歳という年齢のせいでしょうか。
眠ったような顔してたと話していました。

サービス付き高齢者住宅で、病気になった場合は、そこにはいられません。

医療行為はできないからです。
(母の所はそうです)

少しでも具合が悪くなったら病院へ搬送されます。
そしてそのまま病院で亡くなる方が多いそうです。

サービス付き高齢者住宅で孤独死、最期はみな一人であの世に行くのです。

周りに看取る人がいてもいなくても、最期は一人で旅立つわけで。

サービス付き高齢者住宅で孤独死するメリットがあるとすれば、個室で一人で亡くなっていても、時間がたたずに発見してくれるということだと思います。

自宅で孤独死の場合、誰にも発見されずに、一か月なんて話もよく聞きます。
それはあまりにも寂しくて、できればさけたいです。

半年くらい前、近所にサービス付き高齢者住宅ができました。
まるでマンション、すごくきれいな施設です。

息子はそのマンションを見てきて「お母さん、将来あそこで住めば?」と勧めてきました。

私もその気になりました。
そこは山も海も近い、きっと部屋からは海が見えると思います。

私は、将来、サービス付き高齢者住宅に入ろうと思っているので、興味もあったのでパンフレットをもらってきました。
(まだ先の話ですが)
まるでワンルームマンションのその施設は、ひと月23万円の賃料でした。

_| ̄|○

23万円の賃料?
残念!高すぎます。

もっと安い所を探さなければ・・・

そして亡くなる前日まで仕事をして、ピンピンコロリで逝きたいです。

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