母子家庭の暮らし

ひきこもり歴10年、ママ友さんに会う




今日も、本当に気持ちの良いお天気でしたね。

仕事から帰宅すると・・・
息子が断捨離&大掃除をしていました。

すごいごみの山にびっくり。

まさに、息子の部屋はひきこもり部屋でした。

いつも遮光カーテンをしめて、窓も開けないので、湿気もすごくかび臭いにおいがしていました。
ほんのひと月前、真っ暗な部屋で、ベッドにもぐりこみ、スマホの明かりだけが見えていたということが何回もありました。

このまま、ひきこもりになってしまうのではという恐れと、もうこの暗い部屋から出てこれないのではという恐れでいっぱいでした。

とてもつらい時間でした。
一番つらかったのは、息子本人だと思いますが。

その息子が、立ち直り、今日は断捨離と大掃除。
断捨離の意味を教えました。

なぜ今日大掃除?

ごみの山で、勉強していたらゴキちゃんが出てきたそうです。

息子の大嫌いなゴキちゃんに遭遇して、大掃除を思い立ったようです。

ごみの山、そして湿気とカビのにおいが充満した部屋です。
これを汚部屋というのだといつも思っていました。

(閉め切った部屋に、どこから?もうゴキちゃん?)

元々きれい好きな息子です。
完璧にやっていました。

ちょうどあさって廃品回収なので、すごいごみの山を捨てることができます
ヨカッタ

除菌付きのリセッシュを振りまきまくったせい?

息子の部屋はにおいも空気も、新鮮でさわやかになっていました。

そして今日、帰り道で、娘の同級生のママ友さんに偶然会いました。

娘の同級生であるその娘さん、ひきこもり歴10年になります。

26歳です。
きっかけは中学時代のいじめで、そのまま登校拒否になりました。
それから通信制の高校を卒業しました。

その後、アルバイトをしていたと聞きました。

今日は、娘さんどうしているのかと悪くて聞けませんでした。

わが息子も、短い間にしてもひきこもりになったからです。
自分の子供がひきこもりに・・の心の痛みがすごくわかるようになりました。

私も、一時は、よし!ひきこもりになるならそれでいい、一生面倒を見ようじゃないかくらいの開きなおった気持ちになりました。

ママ友さんは、自分から打ち明けてくれました。

相変わらず、家事手伝いだって。

女の子の場合、ひきこもりとは言わずに家事手伝いというのだそうです。

そして、もうあきらめたと話していました。

いろいろな手段で、ひきこもりから脱出させようと頑張ったみたいです。
でも、何をやってもだめだったそうで。

ママ友さんのせつない心が痛いほどわかり、なんと慰めてよいかわかりませんでした。

親が元気なうちはまだいいのです。

心配なのは、老後、そして親がいなくなった後のこと。

今の日本、若者のインドア派が増えているそうです。
休日は、家でゆっくりという若い人が多いそうです。

スマホの一人に一台時代。
家にいても、SNSで誰かとつながっていられます。

また、パソコンやオンラインゲームの普及など。

家が一番の若者は、さらに増えていくような気がします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました