読者の皆様、こんばんは。
今日は四月一日、エイプリルフールです。
息子の笑顔が見たい、息子の笑顔ずっと見ていないことに気が付きました。
先日、娘に会った時に、息子のこと、たくさん愚痴りました。
弱い。
甘えすぎ。
自立できない。
こんなことばかり愚痴ったら、娘に怒られてしまいました。
「お母さん、K(息子のこと)は、小さい時、ケラケラといつも笑っていたよね。
最近、Kが笑っているの見たことはある?
かわいそうだよ。
がんばって勉強してきたんだから、少しは休ませてあげなよ。
Kの気持ちも考えてあげて。
お母さんが大変なのはわかるけど。」
その言葉を聞いて、私ははっとしました。
息子の笑顔、本当に見ていません、ここまで追い込んだのは母親である私です。
勉強が趣味だという息子が、本当は嫌でした。
もっと楽しく、もっと明るく人生を楽しんでほしいと思っていました。
でも、DVモラハラ家庭で育った息子は、想像以上に傷ついていました。
自己肯定感が、はんぱなく低いのです。
息子は自分のことが大嫌いで、自分を好きになれないし、自信もない。
人づきあいもだんだん苦手になっていきました。
自分が得意なこと、勉強しかないと。
国立大学を目指して勉強をはじめました。
絶対受かる。
いつもそう言っていたから、私も大丈夫だ、合格すると信じていました。
去年の暮れに、模試でA判定を出したものだから、安心しちゃったんですよね。
息子も私も。
浪人は絶対だめと言い続けた私、息子にとってはそれがすごいプレッシャーだったということに今更気が付きました。
私は大学生になった理想の息子を思い描いていました。
息子は、私を喜ばせようとして、必死に頑張ったのだと思います。
でも結果は不合格でした。
浪人は絶対だめといったよね?
じゃあ就職してよ。
頑張ってきた息子を責めてしまいました。
アルバイトをしながら宅浪するから、浪人させてといった息子の要望を受け入れました。
浪人の怖さは、夫から聞いていました。
夫は、浪人で人生を失敗したようなものだとよく言っていました。
夫と同じ人生を歩んでほしくなかった。
早朝バイトを始めた息子ですが、想像以上につらいようです。
バイトが終わったら勉強をしようと思っていたようですが、疲れて勉強ができないらしいです。
バイトがない時は、一日中寝ているようになりました。
友人に言われました。
脳が疲れているんじゃないの。
受験勉強をがんばってきて、浪人生活への恐れもある。
だから寝てるんじゃないのって。
その通りでした。
息子は、現実逃避するために寝ていると白状しました。
ここまで追い込んだのは私です。
今は、一日も早く息子の笑顔が見たいと思っています。
つらいならバイトを辞めてもいいよ。
お母さんがもっと頑張るから。
そんなふうに言ってみても、息子は大丈夫だと言うだけでした。
ブログにお越しくださりありがとうございました。