読者の皆様、こんばんは。
今日は給料日でした。
半分以上が光熱費、カードの支払いで消えていきました。
給料明細を見て、いつになったら、貧困から抜け出せるのだろうと思うとため息が出ました。
奨学金を返せずに、自己破産の道を選ぶ若者が増えているそうです。
わが家も今回、息子の奨学金の申請をしましたが、実に簡単に借りることができることを知りびっくりしました。
息子は奨学金を借りる予定でした。
昨年6月に申し込んで、秋には第一種の奨学金の審査が通ったという書類が届きました。
残念ながら不合格だったので、この奨学金も、また新たに申し込まなくてはなりません。
奨学金は、借金です。それを認識しないで借りてしまう人が多いのでしょう。
奨学金地獄なんて言葉も聞きます。
理工系なら4年間で、私立ですと500万近く借りなくてはなりません。
500万借りたとして、月々二万円を返済していたら、返済終了まで20年もかかるのです。
月々二万円は、結構重荷になってしまうと思います。
私の娘も現在返済中ですが、返済を終えるのは30歳を超えてしまいます。
奨学金を借りていた甥っこが、先月いっぱいで、勤めていた会社をやめて無職になりました
甥っ子(兄の次男)は、なんとなく大学に入ってしまいましたが、大学時代はアルバイトに遊びにといろいろ楽しんでいるように見えました。
でもなんとなく入った学校なので、将来どんな仕事をやりたいかまで決めていなかったのです。
卒業後に選んだ不動産会社は、ブラック企業で、ノルマが激しく体を壊し3か月で辞めました。
二つ目の会社も、自分にはあっていないとすぐに辞めてしまい、三つ目に飲料メーカーに入社しました。
その飲料メーカーでは、仕事があっていたのか三年ほど勤めていました。
でも昨年秋に、また体調をくずしたことは、兄から聞いていました。
そしてついに先月で辞めてしまったそうです。
無職になって、収入はなくなっても奨学金は返済しなければなりません。
どうやって返すのだろう?
やっぱり奨学金って怖い、借りないですむなら、借りない方がいいに決まってると思いました。
奨学金を返せず、自己破産を選ぶ若者とともに、保証人になった親も自己破産をするケースも増えているそうです。
親が貧乏で、子供に大学費用を出してあげることができないから、奨学金を借りさせてしまうわけですから、子供が返せないから親が代わりに返済ということもできないので、親も自己破産する羽目になる。
共倒れです。
甥っ子は、無職になりましたが、兄のお店を手伝うことになりました。
ゆくゆくは、兄のお店をつぐことになると思います。
兄は食堂を経営しています、兄が3代目です。
兄は、次男の給料、母の介護費用の不足分など、今まで以上にがんばって働かなければと言っています。
今年還暦を迎える兄もまだまだ頑張らなければなりません。
妹夫婦は、マンションのローンが残っています。
自分が一番貧困なのは間違いないですが、兄も妹もそれなりに大変だと知りました。
悩みがない人なんていないのかもって思う今日この頃です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。