先日の職場スーパーで、80代位の高齢女性にきつい言い方をしている女性を見かけました。
親子だと思います、それともお嫁さん?
80代くらいの女性は、オロオロと悲しそうな顔をしていました。
こういう光景はわりとよくみかけます。
優しくしたいのにできない・・・
娘の立場から見ると、イライラしてついきつく言ってしまう、その気持ちもとてもよくわかりました。
80代高齢者の本音、みんな娘が怖い?
亡き母から聞いたことがあるのですが、サ高住でできた友人たちは、みんな娘やお嫁さんが怖いと言っていて、その話で盛り上がることも多かったそうです。
私もけっこうきつい言い方をしたことがあります。
母がでたらめな話をするようになってからですね、それが認知症という病気がさせているものだとわかっていてもです。
なぜうそをつく?なぜ話を作る?そんな言葉で攻めてしまったこともありました。
母が嫌い、母に優しくできないという罪悪感を持っている方はけっこういるようです。
そんな方たちは、けっこう母親につらくあたっているたびに、落ち込んでしまうのではないでしょうか。
本当はもっと母親に優しくしたいと思っている、でも思わずイライラしてしまい、優しくできない。その葛藤もものすごくよくわかります。
今度は逆の立場、娘が怖い
母にはもっと優しくしてあげればよかったという後悔とともに、私も64歳、今度は逆の立場になっていることに気が付きました。
娘が怖いと思うようなことが、たびたびありました。
けっこうきつく言われることもあり、なんでもっと優しくしてくれないんだろう?と、寂しくなることも。
この件に関して、妹に愚痴ったことがありました。
親子だからきつく言っちゃうんだと思う、○○ちゃんだって優しくしたいと思っていても、育児ストレスなんかもあってできない時もある。
という返事でした。
確かに、血がつながった親子だからこそ、遠慮なくボンボン言い合えるのかもと思います。
私はどちらかというと、息子の方がなんでも頼みやすいんです。
娘には、もうお嫁にやったんだからという遠慮も生まれている気がします。
どちらにしても、子供たちには迷惑をかけない老後を目指しています。