昨晩、爆睡したせいか、旅の疲れがやっととれた感じです。
旅の余韻に浸る時間もなく、翌日から仕事、そして元わが家の後始末に追われています。
財産に執着した、寂しい人生
昨日、訪問した近所の高齢男性(意地悪なお爺さん)二人は、寂しい人生をおくっています。
隣の奥さんから聞いた情報です。
一人は、私がまだ元わが家に住んでいた頃、娘さんやお孫さんが訪問していて、いつも賑やかだったのです。
ところが、この10年の間に、娘家族と同居をしてから確執がうまれ、娘さん家族は出ていってしまったそうです。
それ以来、娘家族はいっさい近づかなくなったとか、そう、縁を切られたのです。
奥さんは、軽い認知症になっており、私のことを見ても、ニコニコ笑うばかりでした。
もう一人は、私より少し年下の一人息子がいたのですが、この息子さんも出ていったきり、帰ってきてないそうです。
奥さんは長い間、膠原病を患っており、どうされてるのか、ここ最近、訪問しても姿をみかけることはありませんでした。
お金がすべてではない
わが家の隣の道路は私道になっており、5人が地主になっていることを私は知りませんでした。
今回の売却で初めて知ったのです。
車を止めるんじゃない、通るんじぁない、意地悪爺さんは声を張り上げていたけれど、なんと心が狭い人なんだろう。
知らない人は、平気で車を止めているようですが、家の中から、ジーっと外を見ていて、出て来て文句を言うらしい。
道路に車を止めたり、歩いたからといって、減るものじゃあないのに。
郵便屋さんや、宅急便、新聞やさんの通行は許しているのに。
財産に執着してきてから、寂しい老後になったのでは?
お金がすべてではないでしょうに。
これは私の夫にも言えること。
両親が残した家、土地に異常なほど、執着していました。
お金を家族、どっちが大事と聞いた時に、迷わずお金と答えた夫でした。
私は10年前に、家を出なかったら、きっと病んでいたと思います。
たいへんな10年間だったけれど、どうにか子供たちを守ることができました。
別居して正解だったとつくづく思います。
あとひと月、最後の頑張りで、この呪われた家を手放すことができます。
頑張ります。